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南相馬に被災地最大のメガソーラー 集団移転の土地活用

4/14(土) 7:55配信

産経新聞

 東日本大震災の津波被害に遭った南相馬市鹿島区に、出力5万9900キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)が完成し、稼働した。岩手、宮城、福島の被災3県で最大の施設で、年間発電量は約2万世帯分に相当する。同市では、平成42年度までに市内の電力自給率を100%にする目標を掲げており、さらに再生可能エネルギーの推進に力を入れる考えだ。

 運転を始めたメガソーラーは、JR鹿島駅の南東約4キロの沿岸部にあり、約110ヘクタールの敷地に約22万枚のパネルを設置。津波被害による集団移転事業に伴い、市が民家や田畑などの土地を買い取り、住友商事(東京都中央区)が借り受け、整備を進めてきた。

 13日の竣工(しゅんこう)式には約100人が出席。門馬和夫市長は「震災で甚大な被害を受けた市の復興に重要な事業で、全国に復興を発信できる施設。地域に根ざしていくよう期待している」とあいさつ。住友商事の平野貴之・国内再生可能エネルギー事業チーム長は「復興のシンボルプロジェクトの一つとして、しっかり運営し、市の発展に貢献したい」と話した。

 同市は、原発依存からの脱却に向け、24年に「再生可能エネルギー推進ビジョン」を策定。42年度までに市内の電力自給率100%を目指している。これに向け今年3月、初めての施設となる風力発電プラント4基(計9400キロワット)が動き出した。今年12月には新たなメガソーラー(3万2千キロワット)が同市原町区に完成する予定。さらに32年度春の運転開始を目指し2カ所でソーラー発電所の建設が計画されている。東北地方のメガソーラーは、青森県六ケ所村に14万8千キロワットと7万1千キロワットの施設がある。

最終更新:4/14(土) 7:55
産経新聞