ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

ダイアモンド☆ユカイ×杏子対談「ユカイから見たバービー&杏子とは?」

4/14(土) 11:01配信

東スポWeb

【ダイアモンド☆ユカイ「昭和ロックを語る時が来た!」】レッド・ウォーリアーズのボーカル、ダイアモンド☆ユカイ(55)がゲストを招き、昭和の終わりに巻き起こった日本のロックムーブメントをひもとく。男女ボーカルで1980年代に人気となり、最近も芸人の歌マネで注目を集めた「バービー・ボーイズ」の女性ボーカル・杏子(57)の第2回。ユカイから見たバービー&杏子とは?

 ――ユカイさんのバービー・ボーイズと杏子さんの印象は

 ユカイ:俺、忘れっぽいところがあって記憶が曖昧だったりするんだけど…。確か、ヒラヒラさせて踊っていたよね?

 杏子:そう、歌っていない時は暇だから(笑い)、スカートはいてヒラヒラしてみようと思ってね。

 ――椿鬼奴が見事にマネしていましたね

 ユカイ:レッズはロックンロールのオーソドックスというか、王道のスタイルだったんだけど、今思うと80年代中盤あたりって個性的なバンドがたくさんいて、バービーもその一つだよね。

 ――その当時、レッズとバービーの他にも、レベッカ、TMネットワーク、米米クラブ、プリンセスプリンセス、ザ・ブルーハーツなど、日本の音楽史に名を残すバンドがデビューしています

 ユカイ:本当にみんなそれぞれ個性があって、全然違った。まあ、当時の俺たちは「あんなのロックじゃねえ!」とか言ってたんだけどさ(笑い)。
 杏子 言ってそう(笑い)。

 ユカイ:でもいわゆる“ロック”に縛られず、自由でクリエーティブなことをやっていたバンドがたくさんあった。バービーの男女ツインボーカルもそう。珍しいスタイルだった。しかももう一人のボーカルのコンタさんが、ソプラノサックスだっけ?を吹いて。俺たちは「チャルメラ」って言ってたんだけど(笑い)。

 杏子:言ってそうだよね。ひどい!(笑い)。

 ユカイ:今思うとすごい才能だよね。その中で杏子が紅一点で、2人で掛け合いみたいに歌っていた。

 杏子:コンタは声がハスキーで高音が出せてね。歌詞は痴話ゲンカみたいな口語体。あれはイマサ(いまみちともたか、バービーの多くの曲を作詞作曲)の発想がすごい。

 ユカイ:そうだ、口語体だった。あれイマサなんだ。チャルメ…いや、コンタさんじゃなく?

 杏子:そう、イマサって言葉の使い方が巧みでね。私とコンタに歌わせるべく、作家的に作ってたの。でもステージ上でコンタと私が見つめ合うようなことはなかった。目を合わせたのも1、2回ぐらいかな。

 ――男女ボーカルだけど見つめ合わない。意図的にそういう世界感にしていたんですね

 杏子:どっちかというと女性が強い感じで、演奏もマニアック。イマサの細かいギターのディレーとか。ベースのエンリケもドラムのコイソ(小沼俊明)もすごくうまかったし。レコーディングでは複雑なことやってて、実は歌のコード進行がめちゃくちゃ複雑で、覚えるのが大変だった(笑い)。

 ユカイ:テクニカルだけど、ポップなイメージだったよ。お客さんにちゃんと向いているというか、だから誰でも楽しめた。

 ――レッズは

 ユカイ:俺たちはアサッテの方を向いてた(笑い)。

 杏子:バービーもなかなかだったな。取材の時とか、男子はとんがりまくってて。一時、私は私でインタビュアーと目を合わせないようにしていた。聞かれたらそれなりの受け答えができないとダメだと思っていたから、質問されるのが怖くて。

 ユカイ:今の杏子から考えられないね。当時、実はメンバーが厳しくて、大変だったって聞いたけど。

 杏子:みんなプロ志向が強くて、その中に私はポッと途中から入ったから、ミュージシャンの専門用語とか、分からないことがいっぱいあってね。「明日TD(トラックダウン)ね」とか言われても分からないわけ。今考えれば聞けばいいんだけど、当時の私は知らないとも言えず、そういうのキツかったな。

 ユカイ:知らないことあるよね。俺もモニタースピーカーのこと足置きだと思ってた(笑い)。

(次回、杏子がバービー加入までを振り返る)

★プロフィル=きょうこ 1960年8月10日生まれ。83年にバービーボーイズとCBSソニーのオーディションを受け、グランプリ獲得。後に正式加入し、84年にデビュー。92年に解散後はソロアーティスト、山崎まさよしらとのユニット「福耳」などで活躍。9月に「Augusta Camp 2018 20th Anniversary」開催。

★プロフィル= ダイアモンド☆ユカイ 1962年3月12日生まれ。東京都出身。86年に「レッド・ウォーリアーズ」のボーカルとしてデビュー。89年に解散後、数度再結成。4月13、14日「角川シネマ・コンサート」(東京国際フォーラムホールA)にゲストボーカルとして出演。5月27日にレッズとして「FM NACK5 開局30周年記念『King’s Rock’n Roll“the Very best of Red’s”』」(東京国際フォーラムホールA)出演。

最終更新:4/14(土) 11:01
東スポWeb