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米国株は下落、銀行株中心に売り シリア情勢巡る不安根強く

4/14(土) 7:00配信

ロイター

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国株式市場は下落。大手銀行が決算を発表する中、金融株中心に売りが優勢となった。シリア情勢を巡る不安も根強い。

S&P銀行株指数は2.6%、S&P金融株指数は1.6%、それぞれ下落。他の業種と比較して下げが目立った。

JPモルガン・チェースは2.7%安。第1・四半期の利益が市場予想を下回った。投資銀行収入が低迷し、株式トレーディング収入の伸びや貸出金利上昇によるプラス効果を打ち消した。

ウェルズ・ファーゴは3.4%安。自動車保険と住宅ローンを巡る問題に関連して、規制当局から10億ドルの制裁金を科されたことを明らかにした。シティグループの決算は利益が市場予想を上回ったものの、株価は1.6%下落した。

キーフ・ブリュイット&ウッズ(ニューヨーク)のトレーディング部部長、RJグラント氏は、さえない融資の伸びが銀行株を圧迫したと指摘した。

シリア情勢については、米国務省がこの日、シリア政権の化学兵器使用を示す信頼性の高い証拠を米政府が入手したと表明するなど、不安定な動きが続いている。パースターリイング・キャピタル(テキサス州)のロバート・フィップス氏は、シリアの攻撃の可能性が再燃すれば当然、相場には悪影響が及ぶとした上で「不透明要素があまりに多く、投資家はロング(買い持ち)で週末に入ることを望んでいない」と話した。

航空機のボーイングは2.4%安。ロシア議会はこの日、米政府の新たな対ロシア制裁への報復措置として、米国からの財・サービスの輸入を禁止し、経済関係を制限する法案を作成したが、あるロシアの関係者は、ロシアがボーイングへのチタン供給を停止する可能性があると述べた。

米電気自動車(EV)のテスラは2.1%高。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、今年の第3、第4・四半期の業績は黒字となる見通しで、資金調達の必要はないとの考えを示した。

ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.28対1の比率で上回った。ナスダックでは1.64対1で値下がり銘柄数が多かった。米取引所の合算出来高は57億8000万株。直近20営業日の平均は72億2000万株。

(ロイターデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります)

最終更新:4/14(土) 7:00
ロイター