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フォーミュラEローマePrix予選:ローゼンクヴィスト圧巻! 初開催ローマで通算6度目のPP獲得

4/14(土) 20:18配信

motorsport.com 日本版

 フォーミュラEの第7戦ローマePrixの予選が行われ、マヒンドラのフェリックス・ローゼンクヴィストがポールポジションを獲得した。

フォーミュラE第7戦ローマePrixスターティンググリッド(暫定)

 イタリア・ローマの市街地に特設された2.84kmのコースで行われるローマePrix。短いながらも21のコーナーが設けられ、さらにアップダウンもある、非常にテクニカルなコースである。

 まず予選グループ1に登場したのは、ランキング下位5台のマシン。しかしジェローム・ダンブロジオ(ドラゴン)とルカ・フィリッピ(NIO)は痛恨のミス! コースインのタイミングを見誤り、200kWでのアタックラップに入ることができなかったのだ。

 このグループ1でトップタイムを記録したのは、アンドレッティのトム・ブロンクビスト。タイムは1分37秒561だった。

 続いてグループ2には、ランキング上位5人が登場。速さを見せたのは、マヒンドラのフェリックス・ローゼンクビストである。ローゼンクビストは各セクターを最速に近いペースでまとめ、1分36秒683というタイムを叩き出し、タイムシートのトップにつけた。

 ジャガーのネルソン・ピケJr.はセクター2まではローゼンクビストを上回るペースで走った。しかしながら最終セクターで痛恨のミス。10台が走行した段階で総合6番手に終わり、スーパーポールセッション進出の可能性がついえた。

 なおこのグループでは、セバスチャン・ブエミ(ルノー・e.ダムス)がローゼンクヴィストに0.049秒差の2番手、サム・バード(ヴァージン)が3番手、ランキング首位のジャン-エリック・ベルニュ(テチータ)が4番手となった。

 グループ3にはランキング6位から10位のドライバーが登場。このグループで最も速かったのは、ジャガーのミッチ・エバンス。1分36秒911を記録し総合4番手に入った。ルーカス・ディ・グラッシ(アウディ・スポート・アプト・シェフラー)5番手、オリバー・ターベイ(NIO)が6番手になった。これにより、ベルニュはスーパーポールセッション圏外へと押し出されることになってしまった。

 なおこのグループ3である意味”魅せた”のは、エドアルド・モルタラ(ベンチュリ)である。モルタラは左リヤをウォールにヒットし、壊してしまった。ただモルタラはそれでも諦めずに走行を継続。マシンが横を向くような形になりながらも、周回を完了した。しかしタイムは当然振るわず、この時点で14番手。ただ、アタックラップに入れなかったフィリッピを上回ることに成功した。

 最終グループ4の開始前に事件は起こった。コースインしようとしたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ(アンドレッティ)が、ピットレーンを走行してきたホセ・マリア・ロペス(ドラゴン)の側面に突っ込んでしまったのだ。これで両車は破損。アタックを行うことができなかった。ロペスはダ・コスタに対して激怒し、自らのガレージに戻った。

 完璧なアタックを決めたのは、アンドレ・ロッテラー(テチータ)である。ロッテラーはセクター2の時点でローゼンクヴィストの0.3秒落ちだったが、セクター3で驚異的な走りを披露。0.090秒差で総合トップとなった。

 ここまでの結果により、ロッテラー、ローゼンクヴィスト、ブエミ、バード、エバンスがスーパーポールセッションに進出することになった。

 まずアタックに出たのはエバンス。しかし振るわず、1分37秒199に終わる。続いてアタックしたバードは、1分36秒987を記録し、この時点で首位に立つ。

 3番目の走行となったブエミは、セクター2までは全体ベスト。しかしセクター3のターン13で痛恨のミスを犯してしまいタイムロス。結局エバンスのタイムも上回ることができなかった。

 4番目に走行のローゼンクヴィストは、圧巻の走りを披露。セクター1、セクター2共にバードのタイムを0.3秒ずつ上回る。そしてウォールにヒットするシーンもありながらもセクター3をまとめ、1分36秒311でトップに立った。

 最後に走行したロッテラーは、攻めに攻めたモノの1分37秒235に終わり、結局4番手となった。

 これでローゼンクヴィストがポールポジションを獲得。フォーミュラE参戦2年目、通算6度目の予選首位となった。以下バード、エバンス、ロッテラー、ブエミの順になった。

 フォーミュラEローマePrixの決勝レースは、この後日本時間の4月14日(土)23時(現地時間16時)にスタートする。

田中健一