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リカルド、前戦に続きPUトラブル発生も「楽観的ではいられないが、PUの信頼性改善を諦めない」他メーカー使用の可能性は?/F1中国GP

4/14(土) 21:54配信

motorsport.com 日本版

 レッドブルのダニエル・リカルドは、前戦に続いてルノー製PU(パワーユニット)のトラブルに見舞われている。彼は、楽観的でいられる余裕はなくなっているが、それでも信頼性の改善を決して諦めないと語った。

【写真】中国GPのFP3でエンジンブローに見舞われたリカルドのマシン

 先週末のバーレーンGPでは、エナジーストアのトラブルによって早々にリタイアを喫したリカルドだが、中国GPのフリー走行3回目でもPUトラブルに見舞われた。彼は予選前にエンジンを交換し、予選Q1にギリギリ出走することができた。

 その後はQ3まで駒を進め、リカルドは6番グリッドを獲得。チームメイトのマックス・フェルスタッペンは5番手だった。

 リカルドに対し、現行のエンジンルール中で、ルノー製PUの信頼性改善への希望を持つことを諦め始めているのかと尋ねると、彼は「僕は決して諦めない。でも時間とともに、楽観的でいられる余裕はなくなってきている」と答えた。

「今はあらゆることに対して、いかなる期待も持たないようにしている。ただ流れに任せているだけだ。願わくば全てが申し分なく機能してほしい。もしそうならなかったら、常に状況は厳しくなっていく」

「残念ながら、(今回問題を抱えた箇所は)以前もトラブルが起きたことのある部分だった。ここ何年かは浮き沈みを繰り返している。これは始めてのことではない」

「ウインターテストの後、自分がバーレーンや今朝(フリー走行3回目)のようなトラブルを抱えて第3戦を迎えるだなんて想像もしていなかった」

「信頼性の観点からすれば、テストはもっとポジティブだったように思える」

 予選前にエンジンを載せ替えたリカルドは、Q1の終盤に一度だけアタックを行い、14番手でQ2に進出した。彼はFP3でウルトラソフトタイヤを履いて走行する時間を十分に確保できなかったため、どれくらいプッシュすれば良いのかわからなかったと語った。

「本当になんとか作業を終わらせた。カメラのことなんか考えていなかった。文字どおり、できるだけ速くコースへ出て行ったよ」

「(予選開始まで)残り30分になったところでエンジニアたちの元へ行って、状況を尋ねた」

「彼らは現実になって、『とてもタイトだ』と言っていた。『準備をしてくれ。だけどもし(予選に)出られなかったら申し訳ない』といった感じだった」

「もっと良いタイムを出せたと思うけど、予選を走ることができてとても満足しているし、彼らもそう思っている。2時間ものあいだ、死に物狂いで作業をしてくれた。もし1分でも遅れていたら、とても辛い状況になっていただろう」

 一方フェルスタッペンはトラブルに見舞われることはなかったが、ルノーに対してフラストレーションを抱えている。

「ストレートでのギャップは僕たちの予想以上に大きかった。それに僕たちとしては、パワーモードの微調整が完璧ではなかった」

「これまでも問題を抱えてきて、限界に近づいているようだ。モードを変えてみたけど、正常に機能しなかった」

 リカルドは、まだどのチームとも2019年以降の契約を締結していない。そしてレッドブルは、姉妹チームのトロロッソがホンダPUとどこまで進歩を遂げるのか、その様子をうかがっている。

 最後に、2019年から違うメーカーのPUを使用することを最優先に考えているのかと訊くと、リカルドは「それはもう数レース走ればわかるだろう」と答えた。

「ヨーロッパラウンドを迎えたら、たくさんのものを投入したマシンのパフォーマンスも落ち着くだろう。その後で状況の流れを考え始めることになる」

Matt Beer