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米英仏、シリアに軍事攻撃=首都など化学兵器施設標的―トランプ氏「怪物の犯罪」

4/14(土) 9:58配信

時事通信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は米東部時間13日午後9時(日本時間14日午前10時)ごろ、シリアのアサド政権による化学兵器使用を受けた「精密攻撃」を命じたと発表した。

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 英仏両軍も作戦に参加。AFP通信によると、首都ダマスカスで複数の爆発音が聞こえた。米国防総省は、ダマスカスや中部ホムス県の化学兵器関連施設を攻撃し、作戦は終了したと明らかにした。

 アサド政権による「化学兵器使用」を理由にした武力行使は、昨年4月に次いで2回目。米政府は13日、シリアの首都近郊で用いられた化学兵器について、猛毒の神経剤サリンが含まれているという情報があると指摘した。アサド政権の後ろ盾であるロシアの警告を無視して軍事攻撃を実施したことで、米ロ関係がさらに悪化するのは避けられない。

 トランプ大統領は国民向けの演説で、アサド政権が化学兵器を使用したと断じ、「悪辣(あくらつ)かつ卑劣な攻撃で女性や子供に苦しみを強いた。怪物による犯罪だ」と痛烈に批判。アサド政権が使用をやめるまで「攻撃を続ける用意がある」と強調した。

 今回新たに攻撃に加わった英国のメイ首相は声明で、シリアへの対応は「軍事力行使に代わる現実的な選択肢はなかった」と表明。フランスのマクロン大統領も声明で、アサド政権に対し「レッドライン(越えてはならない一線)」を越えたと非難した。

 米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は記者会見で、ダマスカス周辺の化学兵器研究施設やホムス県の化学兵器保管庫など3カ所を攻撃したと発表した。巡航ミサイル「トマホーク」やB1爆撃機が使われたとみられる。

 ダンフォード議長は「昨年の攻撃と比べ、質量ともに異なっている。アサド政権の化学兵器能力を長期的に大きく後退させた」と強調。マティス国防長官は「昨年と比べてほぼ2倍の兵器を使った」と述べた。 

最終更新:4/14(土) 13:22
時事通信