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大谷の足、イチローよりすげえ~!二刀流だけじゃない超速初三塁打

4/14(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 ロイヤルズ1-7エンゼルス(12日=日本時間13日、カンザスシティー)米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(23)が、ロイヤルズ戦に「8番・DH」で出場し、4打数1安打3打点。七回二死満塁でメジャー初の三塁打(走者一掃)を放つなど、走塁のスピードも披露した。六回二死二塁では初の敬遠四球も経験。相手の警戒ぶりが浮き彫りになった。チームは7-1で快勝し、5連勝。ア・リーグ西地区の単独首位をキープした。

 痛烈なライナーが、右中間の真ん中で弾んだ。カンザスシティー名物、外野スタンド内に流れる滝とフィールドを隔てるフェンスまで勢いよく転がる。3-0の七回二死満塁。「外野手も前にいたので、三塁はいけるだろう」。スピードに乗った大谷は、迷わず二塁ベースを蹴り、三塁に滑り込んだ。

 「あそこは(チームの得点が)3点で終わるのと、追加点を入れてその先にいくのとでは、ゲームを決める上で重要なところだった。何とか打ててよかったです」

 1万4714人と、やや寂しい観客数も、話題の二刀流の名前がアナウンスされると敵地にもかかわらず歓声が上がった。メジャー通算256試合登板のブランドン・マウアー投手(27)の156キロの内角球を力強く打ち返した。スタメン出場では、これで6試合連続安打。メジャー初の三塁打で3打点を挙げた。今季11打点はマイク・トラウト外野手(26)と並びチームトップ。大谷の一撃が、接戦の展開からチームを5連勝に導いた。

 イチローよりも速い脚力で全米を驚かせた。米データ会社によると、三塁までの大谷の走塁スピードは時速31・05キロ。イチロー(マリナーズ)が、過去3年で最も速かった30・06キロ(マーリンズ在籍時の2015年)を上回った。これは、昨季のデータではトラウトの31・27キロに次ぐチーム2位。これほどのスピードがあれば、年間で30盗塁以上できる、という分析結果もある。メジャーで盗塁はまだないが、投手と打者に加え、走力も高いレベルであることを証明した。

 六回二死二塁では、初めての敬遠四球。申告すれば投手が1球も投げずに、一塁に向かうルールに「全く頭になかったので、最初は何を言われているか分からなくて。ウォーク、ウォークといわれていたので、敬遠なんだな、と思った」と初体験を振り返った。

 「(チームの)雰囲気はすごくいい。(投打ともに)波に乗って結果を出せるように頑張りたい」

 14試合を終えて11勝3敗の好成績は1979年以来、39年ぶり。昨季の世界一軍団、アストロズを上回り単独で地区首位を走っている。大谷が打者先発の試合は、これで5連勝。二刀流が快進撃に大きく貢献している。