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「2人だけの勤務」2度目 警官射殺、逃走中両親と電話

4/14(土) 9:29配信

京都新聞

 滋賀県彦根市の交番で滋賀県警の警察官が先輩の井本光(あきら)巡査部長(41)を射殺した事件で、殺人容疑で逮捕された男性巡査(19)が、教育係の巡査部長と2人だけで勤務したのは事件当日で2度目だったことが13日、滋賀県警への取材で分かった。通常は3人体制の勤務で、県警は2人だけになったことが犯行に影響を与えた可能性もあるとみて調べている。また、巡査が逃走していた12日未明、両親から携帯電話に着信があり、応答していたことが分かった。
 県警によると、巡査は警察学校を卒業後、1月29日に彦根署に配属され、別の交番勤務を経て3月26日に河瀬駅前交番に移った。巡査部長も同じ日に同交番に配属され、これが初対面だった。巡査部長は指導する立場で、巡査はもう1人の先輩巡査と3人一組で、3日に1度24時間勤務をしていた。この体制になってからは計5回の勤務日があったが、4月8日と犯行当日の11日は先輩巡査が病欠したため、連続して2人だけの勤務になっていた。
 逮捕された巡査は、4月末までは実習中の扱いで、地域の巡回や書類作成など、ほぼすべての行動を巡査部長とともにしており、単独での巡回やパトカーの運転などは認められていなかった。県警は、2人だけの24時間勤務が連続する中で、両者の間にトラブルがなかったかなど、巡査の心理状況も含め慎重に捜査を進めている。
 県警の説明では、巡査は11日午後7時47分に河瀬駅前交番で巡査部長に発砲し、その数分後に交番を出た。午後8時ごろには、パトカーで近くのコンビニに乗り付け、たばこ2個とライターを購入し、ATM(現金自動預払機)から50万円を下ろした。愛荘町内を徒歩で逃走している12日午前1時20分ごろ、両親からかかってきた電話に出ている。同35分には抵抗することなく身柄を確保されていることから、逃走をやめるように話した両親の説得に応じた可能性がある。
 県警は13日、殺人容疑で巡査を送検した。

最終更新:4/14(土) 13:07
京都新聞