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シリア攻撃、英メイ首相「外交的努力、繰り返し挫折」

4/14(土) 11:38配信

朝日新聞デジタル

 米軍のシリア攻撃に参加した英仏両国の首脳は14日未明(日本時間同日午前)、相次いで声明を出した。

 英国のメイ首相は今回の攻撃について、地域の緊張をこれ以上高めず、市民の犠牲を出さないための「限定的で標的を狙った攻撃」だと説明。「シリア政権を抑止するものだが、罰されずに化学兵器を使えると考えている者すべてに明らかな警告を送るものだ」とロシアを牽制(けんせい)した。

 「シリア政権は、最も残酷で忌まわしい方法で自国の人々に対して化学兵器を使用した歴史がある。多くの情報が、この最新の攻撃に対してシリア政権に責任があることを示している」とアサド政権の責任を改めて強調。「化学兵器による恐ろしい死からシリアの無実の人々を守るだけでなく、これらの兵器の使用を防ぐ国際的規範の侵害を許さないため、この執拗(しつよう)な行動を止めねばならない」と軍事行動に出た理由を説明した。

 国連安保理でロシアが調査に反対する拒否権を行使したことにも触れて、「全ての可能な外交的ルートを探ったが努力は繰り返し挫折した」とも指摘。「シリア政権による化学兵器の使用を抑止するための力の使用に代わる実行可能な代替手段は存在しない」とした。

 フランスのマクロン大統領も「化学兵器で何十人もが虐殺され、国際法や国連安保理決議に違反」したと指摘。シリアのアサド政権に責任があることは「疑いがない」としたうえで、「化学兵器の使用の一般化は許容できない」ことを攻撃の理由にあげた。(オスロ=下司佳代子、パリ=疋田多揚)

朝日新聞社