ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

英、慎重論押し切り攻撃参加=事後承認求める動きも

4/14(土) 15:34配信

時事通信

 【ロンドン時事】英国は14日、国内の慎重論を押し切る形でシリアのアサド政権への軍事攻撃に加わった。

 攻撃には議会の承認が必要だとする声がある。下院の休暇が明ける16日以降、最大野党・労働党を中心に首相を追及する動きも出てきそうだ。

 国防省によると、作戦には英空軍戦闘機4機が参加。化学兵器関連物質を保管しているとみられる軍事施設を標的に、空中発射の巡航ミサイルが撃ち込まれた。

 労働党のコービン党首は先に「さらなる爆撃、殺害、戦争で命は救われない」と述べ、攻撃参加に反対していた。慎重論の背景には、攻撃に加わればロシアの反撃を招きかねないことへの懸念もあるようだ。

 コービン氏はメイ首相に対し「(決定前に)議会に諮るべきだ」と主張。同様の声は保守党の重鎮議員ら与党幹部からも上がっていた。

 首相には議会の承認を得る法的義務はない。だが2003年に米英主導でイラク攻撃に踏み切った際、当時のブレア首相が事前承認を求めて以降、他国への軍事行動には議会の了解を得ることが慣例化した。

 シリアで13年8月に化学兵器が使用された後、当時のキャメロン政権(保守党)はアサド政権への軍事行動の可能性を認める動議を下院に提出したが、労働党の反対に加え、保守党からも造反が出て否決されている。 

最終更新:4/14(土) 15:39
時事通信