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<大分山崩れ>無情の雨、捜索中断 発生後72時間経過

4/14(土) 20:26配信

毎日新聞

 大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉(かなよし)で起きた山崩れで不明となっている女性4人の捜索は14日、雨や霧で2次災害の危険があるとして午後4時過ぎに中断した。生存率が急激に下がる発生後72時間が経過し、焦りと不安が募る中での無情の雨。関係者は天候回復を願いつつ作業再開を待った。

【空撮】山が崩落し、民家が巻き込まれた現場

 現場は多量の土砂や巨大な岩がはばみ、スコップなどを使った捜索ができない状態だ。自衛隊などが24時間態勢で重機で取り除いているが雨が強まり、霧で視界も悪くなったため中断した。大分地方気象台によると、中津市がある大分県北部の雨は15日明け方まで続く見込み。15日の予想は曇りのち晴れとなっている。県は2次災害を防ぐため、現場を監視するソーラーパネル付きのカメラ3台を13日から設置した。

 泉幸一・中津市消防団長(59)によると、不明の江渕優さん(21)ら3人が住んでいた家の付近から仏具や衣服が見つかったが、巨岩が残り障害となっている。岩下アヤノさん(90)宅付近も水がたまり作業が進んでいないという。泉団長は「一刻も早く見つけ出したいが中断になり残念だ」と悔しがる。

 家の一部に土砂が押し寄せた飛瀬幹子さん(70)は「保険証など家に取りに行きたい物があるが、許可がもらえない。(埋もれていない)母屋も崩れてしまわないか心配だ」と不安な様子だった。【池内敬芳、田畠広景】

最終更新:4/14(土) 20:56
毎日新聞