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<シリア攻撃>安倍首相「米英仏の決意支持」

4/14(土) 20:54配信

毎日新聞

 安倍晋三首相は14日、米英仏軍によるシリア攻撃を受け、「化学兵器の使用は非人道的で断じて許せない。拡散と使用を許さないとの米英仏の決意を支持する」と表明した。一方で、軍事的な行動については「これ以上の事態の悪化を防ぐための措置と理解している」と語り、「支持」ではなく「理解」という表現にとどめた。

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 昨年4月に米軍が単独でシリア攻撃に踏み切った際とほぼ同じ対応で、同盟国である米国への支持を表明する一方、国際法上の根拠が明確ではない軍事攻撃自体への支持表明は見送った。

 日本政府は9日にトランプ米大統領がシリア攻撃を示唆したことを受け、対応を協議していた。支持表明の段取りも検討済みだった。首相は17日から訪米する予定で、攻撃開始の約3時間後という速やかな支持表明は「日米同盟に配慮したもの」(外務省幹部)だった。首相は首相官邸で14日夕、情勢を分析するための国家安全保障会議(NSC)を開催した後、日米首脳会談でもシリアへの対応や中東情勢について意見を交わす考えを記者団に示した。

 一方、首相は「東アジアにおいても、核・生物・化学兵器といった大量破壊兵器の脅威が深刻さを増している」と強調。さらに「強固な日米同盟の下、国際社会と連携、協力しながら、地域の平和と安定の維持のために日本が果たすべき役割を果たしていく」と語り、核・ミサイル開発を進める北朝鮮を強くけん制した。

 防衛省幹部は「今回の攻撃は『すべての選択肢がテーブルの上にある』という強いメッセージになる」と指摘。日本政府内には、米朝首脳会談を前にした米軍などによるシリア攻撃は、北朝鮮に非核化を迫るテコになるとの意見がある。【古川宗、光田宗義】

最終更新:4/14(土) 22:28
毎日新聞