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野中広務氏「お別れの会」に3千人 安倍首相「不正憎み、弱者に寄り添われた」

4/14(土) 16:17配信

デイリースポーツ

 官房長官や自民党幹事長などの要職を歴任し、1月26日に92歳で亡くなった元衆院議員、野中広務氏の「お別れの会」が14日、京都市内で開かれ、安倍晋三首相(63)、小沢一郎・自由党代表(75)ら約3000人が出席した。

 安倍首相は追悼の辞で、2003年に政界引退後もテレビ番組などで精力的に活動した野中氏を「まったく衰えをみせない圧倒的な存在感」とたたえ、「党派や思想を越えて先生のファンは本当に多かった」と、その存在の大きさを回想。

 野中さんは戦争体験から平和を追求しており、安倍首相は「わが国が不確実な世界情勢に直面する今、平和の番人たる先生の発する言葉のひとつひとつが、心の奥にまで響くすごみがありました」と振り返った。

 終戦時、仲間と自決しようとした野中さんが、将校から「死ぬ勇気があれば、日本を立て直す勇気に変えろ」と諭されたエピソードにも触れ、安倍首相は「自身のことを顧みず、国のために命を削り、全力を尽くされた。正義を貫き、不正を憎み、弱き者に寄り添ってこられた生涯。先生が守り、引き継いでくださったすばらしい国、日本を守り抜くことに、全身全霊をとしてゆくことをお誓い申しあげます」と述べた。

 親交が深かった作家で僧侶の瀬戸内寂聴氏(95)は「政治とは関係なくお付き合いしていただき、私が病気をすると、どこで聞いたのか、必ずお見舞いにきてくださいました。細やかでやさしい方でした」としのんだ。

 野中さんは熱心な阪神ファンでもあった。阪神球団の坂井信也オーナー(70)は、近年も野中さんが甲子園球場を訪れて、タイガースを応援していたことを明かしていた。