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大阪市の建設会社が若手社員にイクメン研修 沐浴、妊婦体験など

4/15(日) 7:55配信

産経新聞

 育児や家事などに参加する男性「イクメン」に対する意識を高める社員研修が、大阪市淀川区の建設会社「トゥインクルワールド」で開催された。同社の働き方改革の一環で、男性社員が育児休暇を取得しやすい職場環境づくりを目指すために実施され、20~30代の男性社員約10人が赤ちゃんの人形をお風呂に入れる体験などをした。

 この研修は、厚生労働省管轄の認定訓練校「イクメンコンサルタント協会」(大阪市北区)の関係者が講師を務め、これから求められるリーダー像や家庭と仕事を両立するために考え方を改めることが重要などと説明。その後、男性社員らは赤ちゃんの人形を使ってお風呂に入れる沐浴体験や、腹部におもりをつけた専用ジャケットを着用して座ったり寝転がったりする妊婦体験を受けた。

 参加した本社営業部の加藤陽さん(25)は「まだ子供はいませんが、妻が一人でするのは大変だと感じました。できるところは助けたい」と話し、2人の子供がいるという屋根事業部の友田信雅さん(28)は「プライベートも仕事も大切との意識を持って、子育てにも積極的に参加したい」と意気込んでいた。

 同社は外装リフォームなどを手がけ職人かたぎの社員が多く、「男性は仕事、女性は家庭」といった風潮が強くあったという。同社の中島佳住真社長(31)は「業界の人手不足が懸念されるなか、新規採用で他社と差別化を図るためには、育児を含めた福利厚生を充実させることが必要と感じた」と指摘。今回の研修を通じて社員らの意識を変え、今後は育児休暇制度の導入を検討するのをはじめ、働きやすい職場環境づくりを進めるとしている。

 同協会によると、5月にも豊中市の建設会社で同様の社員研修を行うなど、問い合わせが集まっているという。協会代表理事の秋山剛さん(41)は「研修を通じて、会社がチームになって子育てを考えるきっかけになり、社員のみなさんは働き方や生き方を充実させてほしい」と話している。

最終更新:4/15(日) 7:55
産経新聞