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<熊本地震2年>復興の誓い新たに 発生の日、追悼の祈り

4/14(土) 22:34配信

毎日新聞

 最大震度7を2度観測し、震災関連死を含め267人が犠牲になった熊本地震は14日、発生から2年となった。熊本市の熊本県庁で県主催の犠牲者追悼式があるなど、被災地では各地で家族や友人らの冥福を祈る人々の姿があった。

 県庁での追悼式には遺族ら319人が参列。同県益城(ましき)町の自宅が全壊し、母ミス子さん(当時84歳)を亡くした松野良子さん(61)が遺族代表としてあいさつに立ち「この2年、支えは地域の方々や親戚などとの強い絆だった。これからも熊本、益城町が大切な故郷です」と述べた。蒲島郁夫知事は「熊本を再生し、次の世代に引き継ぐことは今を生きる私たちの使命だ」と決意を語った。

 各地の被災現場などでも犠牲者を知る人たちが悼んだ。益城町でブロック塀が倒壊し、坂本龍也さん(当時29歳)が亡くなった現場では、坂本さんが店長だった弁当店の同僚、本村春子さん(59)が花を供えた。本村さんも坂本さんとブロック塀の下敷きになり左脚を粉砕骨折。「立ち位置が逆なら坂本さんは助かっていた」と声を詰まらせた。

 約460人が避難生活を送る同町の木山仮設団地では夕方から約200本の竹灯籠(とうろう)に火がともされ、2年前に前震が起きた午後9時26分、住民らが黙とうした。

 熊本地震では熊本、大分両県で直接死50人と関連死212人、地震後の豪雨による5人の計267人が犠牲になり、住宅4万3392棟が全半壊。3月末時点で3万8112人が仮設住宅などで避難生活を続けている。【中里顕、福岡賢正、清水晃平】

最終更新:4/14(土) 22:44
毎日新聞