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さらば!悪ガキ漣さん…お別れ会に1700人、バイプレイヤーズ4人集合「どこにでも差し込む光のような人」

4/15(日) 7:03配信

スポーツ報知

 2月21日に急性心不全のため急死した俳優の大杉漣(おおすぎ・れん、本名・大杉孝=おおすぎ・たかし)さん(享年66)のお別れ会「さらば!ゴンタクレ」が14日、東京・青山葬儀所で営まれた。代表作の映画「ソナチネ」の北野武監督(ビートたけし、71)や水谷豊(65)ら参列者約700人、一般客約1000人が訪れた。多くの人に愛された名脇役の急死から2か月。喪失感は拭えず、涙の別れとなった。

【写真】お別れ会に参列したファンへあいさつした長男の隼平さん

 今にも大杉さんがひょっこり現れるのでは―。そんな空気感が漂っていた。野原をイメージした祭壇には、16年に長男で写真家の隼平さん(35)が撮影した優しい表情をした大杉さんの遺影が。愛用の帽子、サッカーJ2徳島の年間パスポートなども置かれた。

 会では、大杉さんが亡くなる前日まで撮影に参加したテレビ東京系ドラマ「バイプレイヤーズ」の出演者・田口トモロヲ(60)、遠藤憲一(56)、光石研(56)、松重豊(55)の4人が一列に並び、田口が代表して弔辞を読んだ。

 日本を代表する名脇役として切磋琢磨(せっさたくま)し合い、最期をみとった田口は「まだ心のどこかで壮大に仕組まれたドッキリなんじゃないか、今日あたり漣さんがおちゃめに登場してくれるんじゃないか…」と信じがたい様子。

 最年長の大杉さんは撮影の合間に下ネタや「同じキャストで映画や特番を作りたい」などと話していた。「どこにでも差し込んでくる光のような人。最後まで周囲を気遣い、参加する全ての人の結びつけを大切にした。映画もドラマもバラエティーも勉強して区別せず、懸命に遊び、傷つき、愛して常に大杉漣という作品を刻んだ」と人柄をしのび、「大杉漣の後輩であり続けたことを誇りに思う」と早すぎる別れを惜しんだ。

 会の題である「ゴンタクレ」は大杉さんの出身地である徳島地方の方言で「悪ガキ」という意味。無邪気な性格はどの現場でも愛される存在だった。

 ドラマ「僕の生きる道」などで共演した元SMAPの草ナギ剛(43)は「漣さんのようないい人をこんなに早く天国に連れて行くなんて神様って本当にいるのかな」と声を詰まらせた。女優の木村佳乃(42)は「れんれん」「よしよし」と呼び合う仲。映画の撮影時にはふすま越しに一晩過ごし、「『よしよしが隣にいると思ったら物音を立てずに忍者のように過ごして眠れなかったよ』と、笑わせてくれましたね」と振り返り、「また『れんれん、元気!?』って大きい声で言いたい。漣さんにも『よしよし!』と呼んでもらいたい」と大粒の涙を流した。

最終更新:4/15(日) 7:30
スポーツ報知