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【皐月賞】急激な成長に漂う“名馬感”キタノコマンドール偉業Vへ

4/14(土) 19:06配信

サンケイスポーツ

 風雲たけしの天才(5)キタノコマンドールが、最初の勲章を鮮やかに勝ち取る。

 新興クラブ『DMMバヌーシー』が送り込む、ビートたけし命名のディープインパクト産駒として話題先行の感もあったスペシャルな良血が、ベールを脱いだのが前走のすみれSだ。

 序盤からラストまで速いラップが続く厳しい流れを、4コーナー最後方から、まるで他馬が止まって見える“カール君”ばりの末脚でひとまくり。タイム2分11秒7は、前日の古馬1600万下・尼崎Sの2分14秒0を実に2秒3も上回る衝撃Vだったが、池江調教師は「絶対的な自信を持っていたので」と冷静に振り返る。

 むしろトレーナーにとって衝撃的だったのは“レース前”。「調教で動かないので、初戦は半信半疑だった。それでもフラフラしながら勝ってくれたけど、そのあと、馬が急激に良くなった。歩様が良くなり、調教でもかなり動けていた」

 わずか1戦で見せた急激な進化。『バヌーシー』事業統括の野本巧氏も当時の興奮ぶりを明かす。

 「すみれSの最終追い切りの前日に食事したんですが、そのときに池江さんが『この馬ヤバいです』とおっしゃられて。『名馬というのは最初からパーフェクトじゃない。短期間で何度も変わり身を見せるんですが、この馬がそうです』と言うんです」

 3冠トレーナーが感じ取る“名馬感”。その上昇カーブに乱れはない。1週前に跨った水口騎手は「馬がパンとしてきた。新馬の前とは全然違う馬みたい」とほめ称え、今週初めて手綱を取った皐月賞4勝のM・デムーロ騎手も「良かった。賢い馬で折り合いに問題がないし、聞いていた硬さも感じなかった」と、5勝目へ最高の手応えだ。

 重賞挑戦も中山も初めて。しかし阪神内回りの前走で見せたあの加速力は、小回り中山がジャストフィットとも思えるほど。キャリア3戦目での皐月賞Vは史上初。名馬の上昇カーブが大偉業を成し遂げる。

 “究極の3連単”は1着にキタノ、2・3着に○ステルヴィオを据えた12点。(夕刊フジ)

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