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「瑞花双鳳八稜鏡」を福島市文化財に指定 12世紀前半制作と推定

4/14(土) 9:20配信

福島民友新聞

福島市教委は13日、同市岡島の鹿島神社所蔵の「瑞花双鳳八稜鏡(ずいかそうほうはちりょうきょう)」を市指定有形文化財に指定した。鏡面には、如来や菩薩とみられる諸仏が彫られており、これらの特徴から12世紀前半に制作されたとみられる。今回の指定で市指定文化財は74件となった。
 市教委によると、指定名称は「岡島鹿島神社の瑞花双鳳八稜鏡」。瑞花は「めでたい花」、双鳳は「一対の鳳凰」、八稜は「八つの角」を意味する。大きさは約10センチで、重さは72グラム。平安時代に盛んに製作された八稜鏡だが、図柄などから製作年代を推定した。
 鏡背には、瑞花と双鳳が表現されていたが、一部が変形・破損するなど焼失の影響で見づらい。鏡面には、諸仏が線刻され、密教的世界観を表現しているが不鮮明となっている。
 鏡面右側に6~7字の銘文があり、最初の4文字は「女且主三」と読めるため、女性の檀那の「三」某の関わりが指摘されている。仏や僧の姿が描かれている鏡は日本全体で約100点しか知られておらず、東北地方では約10点、県内ではこの鏡と郡山市(七所神社)にしかないという。

福島民友新聞

最終更新:4/14(土) 9:20
福島民友新聞