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新幹線の座席はどこを選ぶ? 使い方によって変わるメリットとデメリット

4/14(土) 11:14配信

乗りものニュース

席によってメリットとデメリットの両方ある

 新幹線は長い距離を移動するときに使うことが多い乗りもので、乗車時間も長くなりがち。それだけに、移動中の車内では快適に過ごしたいところです。

【写真】次世代新幹線「N700S」の車内

 新幹線の普通車は、1両の座席数が最大で100席程度。東海道新幹線を走る16両編成の列車なら、全体で1323席もあります。普通車の場合、中央から少し偏って通路があり、その両側に2人掛けと3人掛けのリクライニングシートが横に並ぶ構造。ひとつひとつの座席の構造は大きくは変わりませんが、場所によって快適さや便利さが若干変わってきます。どの席に座るのが快適で便利なのでしょうか。

 まず考えたいのは、通路側と窓側のどちらに座るか。流れる車窓をじっくり見たいなら窓側席が一番ですが、それ以外にも選択のポイントがあります。

 窓側席は、目の前を人が出入りすることはありません。通路側に比べれば人の足音はうるさくありませんし、食事しているときや眠りについているとき、ほかの誰かに遮られることがないというメリットがあります。ただ、通路に出る場合は通路側の席に座っている人にお願いし、よけてもらう必要があります。混雑している場合、車内販売やトイレを頻繁に利用するには不向きな席といえます。

 通路側の席は、メリットとデメリットが逆になります。すぐに通路へ出られますから、車内販売やトイレを利用しやすくなります。ただし、窓側席の人が通路に出るときはいったん席を立ってよけなければなりません。通路を通る人の足音もあり、ゆっくり休むことができないかもしれません。

車両の前後中央でも変わる

 なお、3人掛けは窓側席と通路側席に挟まれた中央席もあります。通路側席と同様、窓側席の人が動くときはよけなければなりませんし、自分が通路に出る場合も通路側席の人によけてもらわなければなりません。ただし、中央席はほかの座席より幅が広く、横に少し余裕があるというメリットがあります。N700Aの場合、中央席の幅はほかの席より3cm広い46cmです。

 このほか、車両の前方、中央、後方も座席選択のポイントになります。

 最前列の座席は目の前に客室とデッキを仕切る壁があり、人によっては圧迫感を覚えるかも。デッキのすぐそばですから人通りが多く、騒がしくなりやすいという難点もあります。とくに駅の停車時には大勢の人が通りますから、ゆっくり休みたい人には不向きかもしれません。ただ、壁には大きなテーブルが設置されていますから、使い方によっては便利な席になります。

 最後列の席はどうでしょうか。人通りが多いのは最前列と同じですが、壁が座席の後ろになるため圧迫感はありません。また、座席と壁の間のスペースは荷物を置くスペースになりますから、大きな荷物を持っているときは便利です。後ろに人がいませんから、気兼ねなくリクライニングできるという利点もあります。ただし、壁に設置されている大型テーブルは使えません。

 それ以外の座席は、車両の中央に行けば行くほどデッキから離れて人通りが少なくなります。できるだけ静かに過ごしたいなら、中央に近い席を選ぶようにした方がいいでしょう。乗り心地も一般的には台車に近い車両の端の振動が大きくなり、中央は振動が比較的小さくなります。

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