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「まじですか」45歳記者、機動隊に入隊してみたら… 限界超える恐怖の筋トレ

4/14(土) 8:40配信

西日本新聞

 「今度、機動隊の体験入隊があるんですけど」。ある日、佐賀総局でデスク業務をしていると県警担当の女性記者が話し掛けてきた。聞くと、県警が報道機関を対象に企画したらしい。「他社は20代の若手が出ます。私は参加しません」と記者。そのひと言に心が動いた。45歳。立派な中年だが、体力的に若いもんに負ける気はしない。久々に現場の空気も吸いたい。よーし、それなら私が参加しよう。「まじですか」と困惑する若手たちを尻目にいざ出動-。

⇒【画像】素手で登った高さ11メートルの壁。下を見ると恐怖心が湧く

 2月下旬、機動隊(佐賀市八丁畷町)が入る建物の1室に、私を含め、新聞とテレビの記者計4人が集合した。事前に聞かされていた通り、他の3人は20代。私1人が場違いな感じは否めない。

 機動隊は1956年に発足。約80人が所属し、70%が30歳未満という。「機動隊は治安維持の最後の砦(とりで)。隊員は筋肉もりもりの体育会系のイメージしかないだろうが、気は優しくて力持ちということを知ってほしい」と山崎幸男機動隊長(現警備2課長)。

野球のキャッチャーが身に着けるようなプロテクター

 早速、機動隊の装備に着替えた。ヘルメットに丈夫な靴、そして野球のキャッチャーが身に着けるようなプロテクターを装着。重さは約6キロあり、慣れるまで動きづらい。建物を出て、訓練をする広場に機動隊員たちと整列した。

 その場で記者に防御盾が渡された。重さ5・5キロ。投石などから身を守る、隊員たちの大切な相棒だ。

腕がぷるぷる震える防御方法の訓練

 まずは駆け足訓練。盾を片手に機動隊の建物の外周(1周約150メートル)を掛け声に合わせて走る。装備も含め約11・5キロの重みを身に着け、15周ほど、約2キロを駆け抜けた。途中、他社の記者が次々脱落していったが、フルマラソンを4回完走した経験もあり、息が上がることはなかった。

 再び整列し、盾を使った防御方法の訓練。投石などを想定し、盾を頭上に掲げたまま静止する動作では、時間がたつにつれて腕がぷるぷる震える。早く下ろしたい。1分ほどだったが、とても時間が長く思えた。

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最終更新:4/14(土) 14:41
西日本新聞