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国会前埋め尽くす抗議の声

4/14(土) 22:58配信

カナロコ by 神奈川新聞

 森友学園や加計学園問題の真相解明と安倍晋三政権の退陣を求める大規模な抗議デモが14日、国会議事堂前で行われ、正門前の大通り10車線を参加者が埋め尽くした。午後2時から始まり終了の午後5時半ごろまでに主催者発表で延べ5万人が詰めかけ、政権への怒りの声を爆発させた。

【動画】国会前が決壊

 市民や大学生、学者、野党議員が駆けつけスピーチし安倍政権の問題点を糾弾。「うそをつくな」「公的文書を改ざんするな」「今すぐ退陣」と抗議の声を上げた。

 マイクを握った憲法学者の永山茂樹・東海大教授は「安倍政権は憲法に書いてあることさえ守らない。立憲主義に対する大きな脅威だ」と指摘。金子勝立教大特任教授は「公文書の改ざんが許されれば不正も腐敗も全て正当化されてしまう。絶対に許してはならない」と声を張り上げた。

 デモは3月に発足した市民団体「Stand For Truth」と、昨夏に発足し共謀罪法に抗議してきた「未来のための公共」に加え、14年に約30の平和市民団体が集まった「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の3団体が共催で呼びかけた。

 愛知県から駆けつけたという自営業の男性(54)は「将来のこの国のためにも、こんな政治を許していてはいけない」と憤った。川崎市の会社員女性(26)は「数々の重要な政策を決める根拠となった公文書が改ざんされていた可能性さえある。そんな政権を信用できるはずがない」と安倍政権の退陣を訴えた。

 国会前を埋め尽くす抗議の声に、「Stand~」の中心メンバー奥田愛基さん(25)は「この国は国民主権でしょ! だったら、おかしい政治家がいたらおかしいぞって、何度だって言わなきゃいけない。民主主義ってこれだ!」と訴えた。

 メンバーで会社員の福田和香子さん(24)は「そのうちよくなるだろうと思っておとなしくしていたら何も変わらない。あなたが声を上げることに意味があり、あなたの言葉にパワーがある」と語りかけた。デモを運営した諏訪原健さん(26)は「初めて参加したという人が本当に多かった。ツイッターでも『おかしい』『怒っていいはず』という声が増えている」と実感を明かし「政治をまともにしようとする民主主義の裾野は確実に広がっていると感じる」と語った。