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天国届け阪神福留「永遠の監督」星野さんへ恩返し弾

4/14(土) 11:09配信

日刊スポーツ

<とっておきメモ>

 13日の阪神-ヤクルト1回戦(甲子園)で、プロ20年目の阪神福留孝介外野手(40)が日米通算300号本塁打を放ちました。試合には敗れましたが、9回裏に2点差を追いつく同点弾でした。中日から大リーグのカブス、インディアンス、ホワイトソックス、そして阪神と、日米を股にかけて達成した大記録。歴代担当記者が「とっておきメモ」をつづります。

【写真】通算300号を放ち、スタンドの声援に応える福留

 福留が、新たな区切りに到達した。4月26日で41歳になる今季も、第一線で活躍を続ける。

 年明け早々、星野仙一氏が亡くなった。福留1位で7球団が競合した95年ドラフト。ルールに従いドラフト前の公表は避けたが、福留の意中は中日と巨人だった。中日監督復帰が決まっていた星野氏は、心中をわかっていたのだろう。「俺が引き当てる」と気合十分だった。

 だが気合も情熱も、クジ運にはつながらなかった。交渉権を引き当てた近鉄佐々木恭介監督(当時)の「ヨッシャー!!」の絶叫を聞きながら、周囲が気遣うほどに憔悴(しょうすい)。福留の思いに「応えてやれんかった」と抜け殻状態だったいう。

 近鉄入団を断り、日本生命に進んだ福留が再びドラフトイヤーを迎えた98年1月6日のスタッフ会議で、星野監督は「福留1位」を公表。「大きな試合で必ず活躍している。世間にアピールできる力があって、人気のある選手に入ってもらわなければ」というのが理由だった。

 それから20年。不動のレギュラーで、福留は恩人を送った。この日また、健在ぶりを印象づけた。「ぼくの中では永遠の監督」への、日々これ、恩返しだ。【元アマ野球担当=堀まどか】

最終更新:4/14(土) 12:00
日刊スポーツ

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