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沖縄県が普天間高の西普天間跡移転を断念 県教委、事実上白紙に

4/14(土) 5:00配信

沖縄タイムス

 県は13日までに、県立普天間高校の米軍キャンプ瑞慶覧・西普天間住宅地区跡地への移転を断念する方針を固めた。県教育委員会は事実上、同高校の移転自体を白紙に戻す。県幹部は「地権者への戸別訪問などで協力を呼び掛けたが、必要な面積が確保できなかった」とし、平敷昭人教育長は「西普天間以外の代替地を探すのも困難。今後どうするか知事部局とも連携しながら検討したい」と話した。宜野湾市は同地域の人材育成拠点ゾーンを見直すなどの跡地利用計画を変更する必要があり、地権者の意向調査を踏まえた上で内容を検討する見込み。

 県は2017年8月から、跡地利用推進法に基づく移設用地の先行取得を開始。必要面積は区画整理の減歩前で約7・5ヘクタールだが、買い取りは約3%の0・22ヘクタールにとどまった。必要面積の取得が厳しいため、県有地である現在の高校用地も西普天間地区の区画整理事業に盛り込んだ形での換地も検討してきた。

 同校の西普天間への移転を巡っては、現在の敷地の狭さなどから同校同窓会が13年12月に県教委へ要請。その後、佐喜真淳宜野湾市長らも県教委などに求めたが、同教委は「国からの特別な財源措置がない限り難しい」と回答。しかし17年4月の市議会などの要請後、翁長雄志知事が知事部局に検討を指示。県と内閣府が調整して、土地購入費に一括交付金を当てる予定だった。

 同年6月に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に、「普天間高校を活用した人材育成拠点の形成を図る」と明記。政府内では国の方針に県立高校名を入れることに慎重論もあったが、自民党の議論が押し通された。

最終更新:4/14(土) 5:00
沖縄タイムス