ここから本文です

曳山祝い唄、舞で彩る 小松、お旅まつりへ振り付け制作

4/14(土) 1:31配信

北國新聞社

 5月のお旅まつりに向け、小松市のこまつ曳山(ひきやま)交流館みよっさは市内の日本舞踊家に依頼し、曳山子供歌舞伎上演250年を記念して2年前に作成した民謡「曳山八基祝い唄」の振り付けを制作した。曳山の華やかさを歌詞に沿って表現しており、伝統を次の250年へつなぐ。祭りのメイン行事「曳山八基曳揃(ひきぞろ)え」で披露する。

 祝い唄は2016年の曳山250年本祭に合わせて、小松郷土民謡会の岸泰(た)二央(にお)主宰が作詞、民謡山本会の山本正之会主が作曲して制作された。16、17年のお旅まつりで歌われた。

 今年は「ネクスト250年」への幕開けとして華々しく演出しようと、祝い唄に「祝いの舞」と名付けた振り付けを組み合わせる。

 日本舞踊「瑠璃の会」会主の菊池瑠璃子さん(70)=同市千代町=が振り付けを担当した。当日の踊り手は、瑠璃の会で踊りを習っている市立高1年の早松美(み)歓(かん)さん、松陽中3年の来(くる)海(み)さんの姉妹が務める。

 舞は、8町それぞれの曳山の特徴を詠んだ歌詞に沿ったしぐさとなる。「佐吉の墨絵 龍が舞い」と歌う場面は、墨をする所作やうねる龍の動きを扇で表す。「十と五枚の花鳥図」の歌詞には細やかな手の動きで花と鳥をイメージし、締めくくりは歌舞伎の口上のポーズを取り入れた。早松さん姉妹は本番に向けて稽古に励んでいる。

 祝い唄と舞は、5月12日にJR小松駅前で行う八基曳揃えで、各町の曳山が一列に並んだ前で上演する。みよっさ前での五基曳揃えに合わせて行うみよっさ5周年記念セレモニーでも披露する。

 菊池さんは「歌詞に合わせた振り付けに苦労した。お祝いの気持ちを込めて踊れるようにしたい」と指導に力を入れている。みよっさの橘雅江館長(64)は「唄も舞も、曳山と一緒に次の250年まで引き継がれてほしい」と話した。

北國新聞社

最終更新:4/14(土) 1:31
北國新聞社