ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

B1、戦闘艦船に空中発射巡航ミサイル 米軍のシリア攻撃

4/14(土) 15:42配信

CNN.co.jp

(CNN) 米英仏が13日夜(米東部時間)に実行したシリア国内の化学兵器関連施設への攻撃でシリア側の被害の規模、死傷者の有無、米英仏軍の損失や標的破壊の程度などの詳細はまだ明らかになっていない。

シリアの国営テレビは首都ダマスカス郊外にある科学研究センターが攻撃されたことを確認し、別の地区ではミサイル13発を撃墜したと報じた。中部ホムスの国営テレビ記者は同市を標的にしたミサイルは迎撃され、大きな被害はなかったと報じた。ただ、民間人3人がミサイル撃墜などに伴って負傷したとも伝えた。

マティス米国防長官は米軍側の損失の報告はこれまでないと説明。また、攻撃に用いた兵器の量は、昨年4月6日に実施したシリアの空軍基地攻撃の際の2倍に達すると明かした。当時は戦闘艦船から巡航ミサイル「トマホーク」59発を撃ち込んでいた。この攻撃は、アサド政権による国内の化学兵器攻撃を理由にしていた。

今回の軍事行動も、ダマスカス近郊東グータ地区の町ドゥーマで今月、化学兵器を使用したとみられる攻撃があったことが誘因となった。

複数の米軍当局者によると、今回の攻撃に参加したのは紅海上に展開する少なくとも1隻の戦闘艦船の他、戦略爆撃機B1も複数出動した。また、空中発射方式の巡航ミサイルも使われた。敵機との遭遇が回避出来るシリア領空外からの遠距離発射が可能で、B1もこの能力を保持している。

英国国防省は声明で、今回の攻撃には空軍戦闘機「トーネードGR4」4機が加わり、ホムスから西へ15マイル(約24キロ)離れたミサイル基地だった施設に巡航ミサイルを撃ち込んだと発表した。ホムスは化学兵器の原料物質の集積場所と分析され、シリアは化学兵器禁止条約に違反していると主張した。

フランス大統領府はツイッターの公式アカウントにシリア空爆へ向かう仏軍機が離陸するビデオ映像を掲載した。

米AP通信は、攻撃を受けるダマスカス上空に対空砲火の痕跡が走る写真を伝えた。市内には夜空を濃い煙と共に照らす大きな爆発音が響いたと報じた。

米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長によると、攻撃の標的はダマスカスの科学研究センター、ホムス西方にある化学兵器貯蔵施設、化学兵器関連部品保管施設に司令部機能がある施設だった。

一方、シリアのアサド政権を支えるロシアのタス通信は、米英仏による攻撃でシリア国内にあるロシア空海軍基地にミサイル着弾などの被害はなかったと報じた。ロシアのアントノフ駐米大使はフェイスブックに声明を載せ、事前に用意されたシナリオに基づく攻撃と非難。攻撃に伴って「相応の結果が生じるだろうし、その責任は米英仏にある」とロシアが何らかの対抗手段を講じることを示唆した。

最終更新:4/14(土) 16:57
CNN.co.jp