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ミドル級日本選手初の偉業へ!村田、前日計量ジャストでクリア/BOX

4/15(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 プロボクシング・ダブル世界タイトルマッチ(15日、横浜アリーナ)の前日計量が14日、東京都内で行われ、WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=がリミットをクリアできず、体重超過で王座剥奪となった。WBA世界ミドル級王者の村田諒太(32)=帝拳、同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ(38)=イタリア=はともに一発クリアした。

 落ち着き払っていた。計量を終えると、対戦者が顔を合わせる恒例の“フェースオフ”。村田は穏やかな表情で約15秒間、ブランダムラと向き合った。

 「ホッとしている。加齢とともに体重は少しずつ増えるが、(コンディションは)変わりないし、問題ない。これでプロ15戦目なので(調整は)慣れています」

 72・3キロでパスした挑戦者に対し、村田はV1戦への第一関門を72・5キロのリミットジャストでクリア。水、スッポンスープを胃に流し込んで、喉の乾きを潤した。「昨日はなかなか汗が出にくかったけど、ちょっと飲んだらもう汗が出た。不思議ですね」。代謝の良さに笑顔が浮かんだ。

 ミドル級では1995年の竹原慎二以来、日本選手2人目の世界王者。村田にとっては真価が問われる初防衛戦というだけでなく、竹原はV1に失敗しているため、村田がミドル級での王座を守れば日本勢初の快挙となる。

 良くも悪くも目に見えない重圧が襲いかかるが、「焦らないで、倒したい欲、邪念がでるのをいかに抑えるか」。自らの置かれた立場を客観的に分析し、精神面をしっかりとコントロール。心身ともに準備は万全だ。

 初防衛を果たせば夢プランに一歩近づく。9月に米ラスベガスで、ロンドン五輪決勝で破ったエスキバ・ファルカン(28)=ブラジル=と舞台を変えた再戦。そして今冬には、対戦を熱望する同級3団体統一王者のゲンナジー・ゴロフキン(36)=カザフスタン=と東京ドームで対戦する計画が浮上している。

 「できればいい。そうなれば日本ボクシング界が盛り上がる」。夢実現のために、まず1つの結果を出す。