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米、シリア攻撃「成功」 英仏参加 3施設にミサイル105発

4/15(日) 7:55配信

産経新聞

 ■「アサド政権が化学兵器使用」

 【ワシントン=加納宏幸】米国はシリアのアサド政権が同国の首都ダマスカス近郊・東グータ地区で化学兵器を使用したと断定し、英国、フランスとともに13日午後9時(日本時間14日午前10時)から3カ所の化学兵器関連施設に精密攻撃を実施した。トランプ米大統領は14日朝、ツイッターで「完璧に攻撃が遂行された。これ以上の結果は得られない。任務完了だ」とし、作戦成功を強調した。

 米国防総省も「成功裏に全ての標的を攻撃した」と発表した。

 化学兵器使用を理由にした同政権への攻撃は昨年4月に続き2回目となる。

 国防総省は14日午前の記者会見で、巡航ミサイル「トマホーク」など計105発のミサイルで、ダマスカス地区の研究開発施設や中部ホムス近郊の貯蔵庫などを攻撃したと発表した。

 トランプ氏は13日、国民向けの演説で攻撃を発表し、化学兵器の生産、拡散、使用の抑止が目的で、「アサド政権が化学物質の使用を中止するまで対応を続ける」と述べた。マティス国防長官は攻撃は「1回限り」だが、再使用があれば攻撃するとした。

 英国のメイ首相は声明で攻撃はシリアの体制転換が目的ではないと説明。仏政府はアサド政権による化学兵器使用の根拠として、仏情報当局が現地の証言や写真を基に作成した機密文書の一部を公開した。

 アサド政権や後ろ盾のロシアの反発は強く、国際社会の亀裂は深まった。国連安全保障理事会はロシアの要請で14日午前、緊急会合を開催。米英仏の攻撃を非難する決議案を提案したロシアのネベンジャ国連大使は攻撃は国連主導のシリア和平の妨げになると強調した。一方、米国のヘイリー国連大使は再び化学兵器が使われれば再攻撃する準備があるとして警告した。

最終更新:4/15(日) 7:55
産経新聞