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ゆくぞ亜斗夢!石川遼から奪首 熊本地震から2年…故郷に十万馬力を/国内男子

4/15(日) 7:00配信

サンケイスポーツ

 東建ホームメイトカップ第3日(14日、三重・東建多度CC名古屋=7081ヤード、パー71)国内開幕戦。首位に5打差の4位から出た熊本市出身の重永亜斗夢(あとむ、29)=ホームテック=が、8バーディー、ボギーなしでこの日のベストスコアの63で回り、通算14アンダーで単独首位に浮上した。熊本地震発生から2年を迎えた故郷に、ツアー初勝利を届ける。首位から出た石川遼(26)=CASIO=は1バーディー、2ボギーの72で回り、通算10アンダーでトップに4打差の2位に順位を落とした。

 2日間単独首位をキープしていた石川から主役を奪った。熊本地震発生から2年。4位から出た重永が自己ベストを1打更新する63で回り、単独首位に立った。

 「調子がよくなくて、弱音を吐いていたけど、そんなことを言っていられない。『頑張らなくちゃ』と心に決めた。それがうまくかみ合いました」

 2メートル弱のパットを沈めた14番(パー4)から4連続バーディーを決めた。16番(パー3)では8Iでのティーショットがグリーン奥、ピンまで8メートルの位置についたが、すぐに気持ちを切り替えた。「寄せられればいい」と打ったアプローチがそのままカップに吸い込まれた。「途中で『まさか』と思ったけど、ラインにも乗っていましたし…」と驚いた表情を浮かべた。

 大会前の9日、熊本県内にある「加藤神社」を参拝した。戦国武将、加藤清正を祭った神社で、ツアー開始前は必ず訪れる。目にしたのは震災時に崩れた石がそのままになった現状だった。

 「(復興へ)前を向いていることは向いているけど、震源地の近くに関してはこれから」

 熊本地震発生直後に行われた2年前の大会では、第1日に首位発進も最後は4位に終わった。今大会は最終日を2位に4打差の首位で迎える。

 「自分はゴルフで頑張る」

 この日、帽子には熊本県花のリンドウと同じ紫色のピンバッジをつけてプレーした。熊本への思いを胸に、アトムがツアー初勝利へ突き進む。