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国連安保理、シリア攻撃で議論=米英仏「抑止」「人道介入」を強調

4/15(日) 5:28配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は14日午前(日本時間15日未明)、シリアのアサド政権による化学兵器使用を理由に米英仏が軍事行動に踏み切ったことを受け、緊急会合を開いた。

 会合ではアサド政権の後ろ盾ロシアが、国際法違反の「侵略行為」だと攻撃を非難。これに対し米英仏は、化学兵器使用の抑止やシリア国民の苦境解消を目的とした「人道的介入」に当たると訴え、正当性を強調した。

 安保理は会合終盤、攻撃を非難するロシア提案の決議案を採決したが、同案は採択に必要な9カ国の支持を得られず否決された。賛成はロシア、中国、ボリビアの3カ国にとどまり、米英仏など8カ国が反対、4カ国は棄権した。

 ヘイリー米国連大使は会合で、今回の攻撃は「正当で適切だ」と強調。また「シリア政権が毒ガスを使うなら、米国は臨戦態勢にある」と警告し、化学兵器が今後使用されれば再び軍事力に訴える構えを示した。

 ピアース英国連大使も、化学兵器の使用による「大規模な極度の人道的苦痛」を早急に軽減する必要があり、「人道的介入」に基づく武力行使の要件を満たしていると説明し、合法性を訴えた。米英仏は14日、▽シリアでの化学兵器使用疑惑の加害者を特定する独立調査団設置▽シリアでの停戦実現▽国連主導の和平プロセスへのアサド政権の関与要求―などを盛り込んだ決議案を提案した。しかし、シリア攻撃を受け、採択へ向けたロシアとの協議は難航が予想される。 

最終更新:4/15(日) 10:11
時事通信