ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

ホンダの田辺豊治テクニカルディレクター「持てる性能を発揮できるPUのセッティングはできた」/F1中国GP予選

4/15(日) 13:32配信

motorsport.com 日本版

 ブレンドン・ハートレーが15位、ピエール・ガスリーが17位という結果で中国GPの予選を終えたトロロッソ。同チームにパワーユニットを供給するホンダのF1テクニカルディレクターを務める田辺豊治が、セッション終了後に会見に臨んだ。

【リザルト】F1世界選手権第3戦中国GPスターティンググリッド(暫定)

 ミーティングが長引いたため、会見の開始時間は予定より遅れた。これについて尋ねられた田辺テクニカルディレクターは、次のように説明した。

「スタートの位置が後方なだけに、レースの戦略にはいろいろな選択肢があります。それについて、チームやドライバーとともに検討していました」

「まだ結論は出ていません。選択肢を並べて、それをファクトリーの方でも検討を加えて、場合によってはシミュレーションを走らせたりして、落ち着いてデータを見た上で、明日判断を下します」

 バーレーンGPを好成績で終えたトロロッソ。しかし今回ここまではうまく行っているとは言い難い。この結果は予想どおりなのかと尋ねると、田辺テクニカルディレクターは次のように答えた。

「予想がつかない状況で来ていました」

「ここまでまだ2戦ですから。苦戦になるか、あるいは善戦になるのか……バーレーンはああいう結果でしたけど、それが続くのかどうか分からないというところでした。分からないということは、中団の争いが接戦なので、ちょっとしたことでも大きく変わります。そのあたりも含めて、非常に難しい状況に置かれていました」

 特にガスリーは、バーレーンで5位だったのが一転、中国ではQ1脱落となってしまった。

「原因が見えていないのが、いけないのだと思います。それが分かれば、チームとしてさらに強くなれるだろうと思っています」

「現段階では、あのクルマがここ(中国)に合わないのか、このコンディションも含めて合わないのか、それともタイヤの使い方なのかセッティングなのか、明らかにはなっていません」

「(ガスリーについては)金曜日から土曜日にかけてクルマが変わっていて、それが今朝走ってから何が悪いのかわからなかった。彼には自分が思い描いていたイメージが残っていたわけですよね。例えばバーレーンの。バランスにしろグリップにしろ、その時のモノが今日のクルマからは出てこなかった。それが重要だったのだと思います」

 チームやドライバーは、気温が低く、風が強くなったのが原因ではないかと考えている。これについて尋ねると、田辺テクニカルディレクターは次のように語った。

「気温は、影響があったのではないかという要素のひとつですよね。メカなのかエアロなのか、それともタイヤなのか……エアロだって、気温の影響を受けます。タイヤは路面温度が重要です」

「レーシングチームにとっては、温度は一番重要なところですから、気にしますよね」

「あとは風ですね。昨日も今日も、強さは同じくらいでしたけど、向きが逆でしたから」

 一方でパワーユニットには問題無いときっぱりと答える。

「(ここまで問題は)ないです。(セッティングに関しても)大丈夫です。持てるパフォーマンスを十分に発揮できるセッティングはできたと思います」

 後方からのスタートとなる決勝だが、田辺テクニカルディレクターは入賞を目指すと語る。入賞への手応えについて訊かれた田辺は、次のように語った。

「当然いつも持っています。そのために、いろんな選択肢を考えています」

 予選での最高速は、ハートレーが9位となる325.3km/hを記録している。

「レースを考えると、有利というわけでもないですが、どうにもならないというモノでもないです。そういうパッケージになっています」

赤井邦彦