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95%がスマホ使用 高校生に聞いたSNSのセキュリティー対策

4/15(日) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 中学や高校への進学をキッカケに、子供がスマホデビューすることはよくあるだろう。親が子供にスマホを持たせるのを不安に思っても、進学祝いで“やむなし”というわけだ。

 内閣府が先月発表した「平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、保有率は小学生で約3割だが、中学生で約6割にジャンプアップし、高校では約95%とほぼ全員だ。

 では、子供たちはどんなふうにスマホを使っているのか。都内の高校生たちに聞いてみると、こんな声が上がった。

「LINEは必須。学校行事や部活の連絡は、基本的にLINEで回ってくるから、ないと準備できない」(2年生女子)

「入学式前にすでにLINEでクラスのグループができていた。入らなくても問題はないけど、事前に友達をつくるのには便利」(1年生男子)

 学校生活の必須アイテムがLINEだ。ほかのSNSでは、ツイッターも広まっていて、アカウントを2つ持つ生徒も目立つ。

「ひとつは『リア垢(学校を中心とした日常生活をつぶやくアカウント)』で、もうひとつは『趣味垢(趣味仲間でつながるためのアカウント)』。趣味については、思い切り語りたいから使い分ける子がほとんど」(2年生女子)

「友達の友達とか、趣味が近い同世代の子ともつながりたいから、つながり用のアカウントもあるよ」(3年生女子)

 見ず知らずの人とトークするためのアカウントが別にあるそうだ。すると当然、こうなる。

「『会おうよ』みたいに話しかけてくる怪しいおじさんもいますよ」(2年生女子)

 親としては不安だろうが、「本垢(=リア垢)はカギ(承認しないと他人からは見られない)、趣味垢はオープンにしてる。リアルは個人情報流れちゃうから。趣味垢では特定されないよう気をつけてる」(1年生男子)と彼らなりの“セキュリティー”をかけているらしいが、こんな声も浮上した。

「ツイキャスや、ユーチューブで動画配信してる子もけっこういるよ」(1年生女子)

 ツイッターやLINE、インスタグラムでは、動画をライブ配信する機能もある。

「LINEだと、視聴者1人につき1ポイントがもらえるの。これを貯めて、新しいスタンプを買ったりできるから、公開にする」(2年生女子)

 視聴者が増えるにつれてポイントが貯まる仕組みにつられ、見ず知らずの人にアカウントを公開してしまうケースもあるのが現状だ。「知らない人とは、リアルでは会わないように気をつけている」と口をそろえるが、親にとって不安だ。

 それでも、伝達手段としてのSNSのプラス面に着目すると、「学校生活にはなくてはならない」というのもうなずける。

「一定の時間を超えたら使わないなど、家庭内のルールをしっかり話し合っておくことが重要です」(元大阪産業大客員教授・八幡義雄氏=初等教育)という。