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<静岡>伊豆半島、自転車でお遍路を 冊子で12コース案内

4/15(日) 11:59配信

毎日新聞

 伊豆半島にある88カ所の札所を巡る「伊豆八十八カ所霊場遍路」を知ってもらおうと、「伊豆霊場振興会」(遠藤貴光会長)は札所を旅行者らがレンタサイクルで巡る12コースを作り、静岡県伊豆観光局の冊子「伊豆御朱印サイクル」(1万5000部)に掲載した。冊子は、道の駅や旅館、スポーツサイクル専門店「ワイズロード」で無料配布しており、振興会は「地域のにぎわいにつなげたい」とPRしている。

 伊豆遍路は、1番の嶺松院(れいしょういん)(伊豆市田沢)から88番の修禅寺(同市修善寺)まで全長約444キロ。江戸時代は盛んに行われていたが、戦時中に途絶え、戦後は知る人もほぼいなくなった。1960年代に伊東市の寺から札所が記された納経帳が見つかったことをきっかけに、住民らが75年に振興会を設立し、札所の台帳や住職らへの聞き取り調査で遍路を復活させた。

 12コースは、振興会とアテネ五輪自転車競技代表の田代恭崇さんが選定。40番玉泉寺と39番観音寺を巡る「青い海、白い浜を古の社と巨木が見守る・下田コース」、27番東林寺を巡る「磯の香りとうまい魚、温泉街を楽しむ・伊東コース」などを紹介している。韮山反射炉(伊豆の国市)や、海食洞がハート形に見える龍宮窟(下田市)など人気スポットも組み込んだ。各コースお薦めの地元スイーツも案内している。

 冊子は、海と山の絶景を楽しむロードバイク用の12コースも掲載。伊豆半島内で乗り捨てできるレンタサイクル、自転車を電車に乗せられるサイクルトレインの情報も載せた。

 振興会の遠藤駿さん(24)は「旅行者がホテルにチェックイン後、空いた1~2時間で回れるコースもあり、気軽に参加してみてほしい」と話している。

【垂水友里香】

最終更新:4/15(日) 11:59
毎日新聞