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<送る会>「苦難から逃げず」 石牟礼道子さんしのぶ

4/15(日) 19:01配信

毎日新聞

 熊本県水俣市を拠点に水俣病を告発した小説や詩歌で知られ、2月に90歳で亡くなった作家、石牟礼(いしむれ)道子さんを送る会が15日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで開かれた。約1000人が集い、故人をしのんだ。

 大きな遺影を前に、来場者が献花。長男の道生(みちお)さんが「皆さんに支えられてきた」と感謝を伝えた。漁師で水俣病患者の緒方正人さんは「作品は制度社会を超えた広がりと深さをもっていた」、批評家の若松英輔さんは「語らざる人たちの言葉を引き受けた」と振り返った。今年の読売文学賞の評論・伝記賞を「評伝 石牟礼道子 渚(なぎさ)に立つひと」で受けた毎日新聞西部本社学芸グループの米本浩二記者は「道子さんは決して苦難から逃げなかった」と話した。

 生前親交のあった皇后さまも開会前に訪れ、献花をされたという。【大原一城】

最終更新:4/15(日) 23:06
毎日新聞