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<関ジャニ∞>「1月、意志固まった」渋谷さんら一問一答

4/15(日) 19:33配信

毎日新聞

 アイドルグループ「関ジャニ∞(エイト)」が15日、東京都内で記者会見し、メンバーの渋谷(しぶたに)すばるさんが今年末でジャニーズ事務所を退所すると発表した。記者会見でのメンバーへの質問と回答は次の通り。

 ◇自分の責任でどこまでやれるか、人生をかけてみたい

 --具体的にどんな音楽をこれから目指していくのか。辞める決断に至った経緯は?

 渋谷すばる 考え始めたのは35歳を過ぎた辺りからですね。年齢的なタイミングというか、人生半分くらいきたのかなということから考え始めたのが最初でした。意志が固まったなと自分で感じたのは、今年の1月あたりです。意志が固まった以上は、なるべく早くお伝えしないと、いろんな迷惑が大きくなるだけと思って、このタイミングになったということです。音楽というものを今までちゃんと勉強したことがないので、そういった音楽の学校なのか……いろんなところがあると思うので、そういうところにまずは行って学びたいなということです。

 --関ジャニ∞にいる状態では、その夢は実現できないのか。

 渋谷 音楽の学校に通うということですか? できるできないは、まあ、できなくはないとは思いますが……。

 --辞める決断までしたのは、何か特別な思いがあるのか。

 渋谷 今まで音楽が好きということで、この何年間は音楽の活動をたくさんやらせていただいた。グループとしてもそうだし、個人としても。自分として、ものすごく命がけでやらせていただいたつもりではあるんですが、その経験があったからこそ、さらにこの先の人生は、自分の責任でどこまでやれるかということに、人生をかけてみたいということです。

 --活動の中で、具体的な決断のきっかけはあったか。

 渋谷 ずっと音楽が好きで活動してきたので、これがきっかけというのはないですが……。自分の中では21年間すべてという感覚ですが、ここ最近はいろんな音楽活動をさせていただけたというのが大きいですね。

 --脱退理由に、バラエティー(出演)が嫌だったという一部報道もありました。

 渋谷 責任をもって否定させていただきます。

 --やっぱりそれはノリノリで演じていたのか。

 渋谷 はい。

 --渋谷さんにとって、関ジャニ∞というものはどういう存在か。

 渋谷 間違いなく自分の中では一番大切な存在で、家族より長い時間を過ごしてきた人たち。全員が命がけで取り組んできたから今があると思っている。自分もそういう経験があっての決断なので、心からの感謝の気持ちです。

 --メンバーに支えられ、甘えてここまでやってきたということだが、もっと甘えて、自由に勉強させてもらうという思いはなかったのか。

 渋谷 もっと甘えて、というのはなかったです。ここはきっぱり、自分の決意ということで。

 --メンバーには、どんな言葉で伝えたのか。

 渋谷 今まで音楽が好きで、その中で年齢的に考えることもあり、自分で音楽を一から学んでやっていきたいという意志を伝えました。

 --(会見での)他のメンバーのあいさつを聞き、どう感じたか。

 渋谷 感謝しかないですね。感謝と、本当に申し訳なさと。どんな理由があれ、どんな自分の決断だとしても、迷惑をかけてしまうことは間違いないので、そこに関しては、ただただ申し訳ない気持ちしかない。が、今のあいさつを聞いて、一人ひとりが言ってくれた言葉から、頑張ってこいよというのが感じ取れたので、本当に感謝しかないです。

 ◇ジャニーズでの21年間の活動、自分の一生の誇り

 --ジャニーズ事務所の21年間を振りかえって、今思うことは?

 渋谷 本当に良かったなと思っております。いろんな経験をさせていただきました。15歳からの21年間で、多感な時期もそうですし、いろんな仕事をさせていただく中で自分という人間も作られてきたので、感謝しかない。ジャニーズというところで21年間、活動させていただいたことは、自分の一生の誇りだと思って、生きていきたいと思う。

 --大変だったことやしんどかったことは?

 渋谷 しんどかった……いや、楽しいことしかなかったですね。それは一人じゃなかったですから。ありがたいことに仲間がずっといてくれたので。つらそうな時も泣きたい時も助け合えてきたのが、グループのいいところなので。メンバーも絆が深い仲間で、つらいというよりは非常に助け合えたり……。楽しい、いい時間がほとんどでした。

 --海外を拠点に活動ということだが、場所はどこでどんなジャンルを?

 渋谷 語学も含めて同時に学びたいと思っているので、具体的にはこれからですね。

 --思い描く将来の形は?

 渋谷 音楽を学びながら、いままでと変わらないかもしれないが、音楽として形にしていけたらと思っています。

 --今回の決断について、事務所社長のジャニー喜多川さんからは?

 渋谷 直接電話をして、こういう決断をしたというお伝えはした。

 --(残るメンバーへ)7月に控えるツアーへの意気込みを。

 村上信五 曲はどうするか、セットリストも含めてですが、すばるが歌っていたところを僕たちが歌って笑われないようにしないといけないですし、僕らなりにベストを尽くして、きちんと6人でもやっていけるんだという姿を提示するのが最善だと思います。

 ◇ジャニーさんからは「頑張りなさい」と言葉をもらった

 --ジャニーさんからは、どんな話があったのか。

 渋谷 今回の決断をしたという経緯と、今まで育てていただいた感謝の気持ちを伝えた。決めた以上は応援するしかないので、頑張りなさいという言葉をいただきました。

 --去年の事務所は、グループが解散して先輩が辞められて……と、いろいろなケースがあったが、その影響はあったか。また、今回決断するに当たって、先輩に相談はしたか。

 渋谷 全くないです。

 --先輩への相談も全くない?

 渋谷 ないです。

 --渋谷さんが一番目標としている人、存在は?

 渋谷 特にないです。この人になりたいという人はいない。自分なりの音楽表現で伝えていけたらと思っています。

 --ジャニーズの先輩で目標とする人は?

 渋谷 目標とする人がいたら辞めてないと思うんです。

 --(残るメンバーへ)具体的にどんな言葉で引き留めたのか。

 横山裕 正直やっぱり、すばるが抜けた関ジャニ∞は想像がつかなかった。すばるが歌の仕事を一生懸命やっていたこと、歌に命がけだったことも知っていたので、「関ジャニ∞と夢みることはできひんのかな」とか……。いろんな思いを伝えましたが、すばるはそんな中途半端な思いで言うようなやつじゃない。よく考えて決めたことだから、みんなが言った通り、背中を押してあげて、おれも絶対に下を向いていちゃいけないという思いです。

 丸山隆平 (渋谷さんを)好きすぎて何も言えなかったですね。グループっていいですよね、思っているようなことを皆が話してくれるから。同じようなことを考えているんだなと、実感できる機会になった。夜中に文章を送りましたけど、読み返すのが恥ずかしいくらい好きさがあふれていたので、二人だけの秘密にしておきたい。

 大倉忠義 関ジャニ∞ではかなえられない夢なのか、疑問に思ったことは全部ぶつけました。海外でやる意味とか、それは日本でできるんじゃないかとか……。自分の人生ということを言っていたけど、僕たちの人生はそのまま続くわけではなく、変化するわけで、その上での決断なのかと聞いたら、「それは申し訳ないが、自分の人生を優先させてもらった」と。そう聞いて、僕らのことを考えての決断ってことなら、言えることはなかったですね。

 錦戸亮 すばるくんにとっては「こいつら、しつこいな」ってくらい、どうにか止められないかなと思った。けど、冷静に考えた時に、すばるくん自身がどういう状況に行くと分かったうえで決断したのであれば、何も言えなかったですね。背中を押すしかないなと思いますし、行動しようと思った一人の男の人生を止める権利はないと思いました。

 村上 話を聞いたときの第一声は「なんでや?」でしたね。(気持ちが)追いついていかないですし。「それは嫌やー」ですよね、最初は。でも聞いていくうちに、話を進めていくうちに、これはみんなが思った通りですが、スタッフに迷惑かけることも、ファンのことを第一に考えたうえで、そこまで腹をくくっているというのは、目を見ればわかりましたし。地元も近い同世代で、メンバーとしてももちろん嫌やったけど、そこまで言うのなら、幼なじみとしては「頑張ってこいや」と言うしかなかった。

 --メンバーが説得しても引き留められないと思った具体的なエピソードは?

 村上 話というより、目ですね、最後にみんなで話した時の。「本当に本当に本当に本当に、これが本当の本当に最後で、本当に辞める決断でいいね」って。すばるの返事を聞いて、うなずいてしまえばそこで決まってしまうというのは怖い時間ではありましたけど、みんなの前で何も発せられず「うん」と言うのみでした。それは曇りなく、未来の明るい時間を共有してきたので、多くを語らずして悟ったということですね。

 --留学する際に、アジア、アメリカ、ヨーロッパなどエリアは希望があるか。

 渋谷 語学を含めて学びたいので、とりあえずは英語圏がいいかなと漠然と思っています。

 --ワールドワイドに活動したい?

 渋谷 世界共通語なので、英語は。

 --活動の中で一番思い出に残っているエピソードは?

 渋谷 メンバーと楽屋とかでしょうもない話をしてる、ばか笑いをしている……。顔とか空気とか、いつも絶え間なくそういう空気があった、それが一番ですね。

 --メンバーからみた渋谷さんとの一番の思い出は?

 村上 死ぬわけじゃないからね! 振り返るには早い気もするし。これで最後なんだろうなという時が、思い出になるんじゃないんですか。現状では、今の時間ですね。

 --渋谷さんが、新たなボーカリストとして出てきたら、皆さんはファンになる?

 村上 そりゃ、なるでしょうね。聴きますしね。

 --(あいさつの時の)横山さんの涙はどんなものでしたか。

 横山 泣いてないです。

 --入場時に渋谷さんも目と鼻が赤かったが?

 渋谷 直前に目薬をさしました。花粉症なので、申し訳ありません。

 村上 ブルーの目薬でした。

 --エイターの皆さんには?

 ◇これからも関ジャニ∞を見守っていただけたら

 渋谷 とにかく申し訳ない気持ちもあり、それは言っても言い尽くせない。コンサートを楽しみにされていた方もたくさんいらっしゃるので、申し訳ない気持ちしかない。自分の勝手な判断で抜けるんですが、その後のグループ、6人がさらに大きく強くしていくために、今まで以上に心を一つにして絆を深めていく。こんな自分が言うことではないが、これからもここからの関ジャニ∞を見守っていただけたらなと思っています。

 --海外を拠点ということだが、その後のビジョンは?

 渋谷 今までも曲を作ることはしていたので、一から音楽の勉強をしていく中で、自分から出てくるものを形にしていこうとは思っています。それを何かしらの形で発表するかは分からないが、ゆくゆくはそういうタイミングや機会があるならば、そういうこともできたらなと。

 --芸能界引退ではない?

 渋谷 音楽表現をしていくということなので、芸能界がどこまでかは分からないが、今引退ということではないです。

 --今後も歌番組やバラエティーには出演するのか。

 渋谷 収録済みのものはありますし、これから撮るものもあるので。

 --記者会見でメンバーも一緒に出席というのは、どういう思いで?

 渋谷 僕としては、こんな場を設けていただいて、自分の勝手な決断をこんなところでしゃべらせていただけたのは、本当にありがたい気持ちです。自分のことなので、自分だけでも良かったのかもしれないが、メンバーも一緒に立ってくれているというのは、ありがたい思いです。

 横山 やっぱり、僕たちの生の声でファンの皆さんに伝えなきゃいけないと思いましたし、何よりも、すばるを送り出さなきゃいけないという決意が大きいと思います。

 丸山 第一はファンの方のためですね。もちろん当然のことなのかな。なるべく会見した方が分かりやすいじゃないですか。グループとしての誠意です。

 大倉 僕は最初、嫌だったんですけど。でもまあ、ファンの方のためというのと、やっぱり勝手な決断をしたすばるくんを嫌いになれなかった。こういう場ですばるくんがちゃんと話すのを、横で聞いていたいなと思ったし。

 錦戸 この知らせを聞いたファンの方は、ショックを受ける方もいらっしゃるでしょう。でも、それよりもすばるくんの門出の日というか、そっちの方が強いですね。

 村上 いろんな理由ありきですが、すばるもすごい大変ですよね。ファンの方が一番、心を整理するのに時間がかかるのでしょう。すばるは自分のことは口下手な男なので、一人で立たすのも心配ですしね。

 --ジャニー喜多川社長への報告は、いつ?

 渋谷 2日前ですね。

 --メンバー全員で集まったのは何回くらい?

 渋谷 全員では2回とかですね。

 --いつから海外に出ますか。

 渋谷 活動の最後がどこになるかはこれからなので、それが決まってからですね。

 --せめて今年いっぱいとか、7月からのツアーが終わるまでという決断はなかったのか。

 渋谷 自分の意志が固まったのが今年の1月だったので、自分の中でそうなった以上は、事務所やメンバーに伝えないと、もし今後も仕事が決まったりしたら、迷惑が大きくなるだけだなと思った。伝えた時はアルバムやツアーの制作が始まった段階だったので、自分が把握している仕事は、きちんとやると伝えました。事務所の判断もそうだし、実際活動していくのは6人のメンバーなので、そこはお任せしますと。

 --せめてコンサートが終わった後という判断は?

 渋谷 コンサートの制作も始まっていたので、最後まで責任を果たさせてくださいとは伝えていたんですが……。

 --辞めるという発表は、相談してこの時期になったということ?

 渋谷 そうです。

最終更新:4/15(日) 20:04
毎日新聞