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亜斗夢、故郷に初V届ける 熊本地震から2年“特別な日”に63

4/15(日) 6:01配信

スポニチアネックス

 ◇男子ゴルフツアー 東建ホームメイトカップ第3日(2018年4月14日 三重県桑名市 東建多度カントリークラブ・名古屋=7081ヤード、パー71)

 熊本地震発生から丸2年。4位から出た熊本県出身の重永亜斗夢(29=ホームテック)が8バーディー、ボギーなしの自己ベストスコア63をマークし、通算14アンダーで一気に単独首位へと躍り出た。故郷に朗報を届けるプロ11年目のツアー初優勝へ王手をかけた。予選ラウンドを首位通過した石川遼(26=CASIO)は72とスコアを落とし、首位に4打差の2位に後退した。

 石川新会長の発案で実現した18番グリーン脇での公開インタビュー。「この場に遼君がいなくてすみません」。約100人の観衆の前でマイクを握った重永は自虐的なあいさつで笑いを誘った。

 「激ネガティブのビビり」と自己分析する。63は1打更新するツアーでの自己ベスト。しかし、口を突くのは「毎ショット、ビクビクしながら打ってます」と弱音ばかり。当の本人が首をひねる猛チャージの末の首位奪取だった。ドロー系だった球筋が今年に入って突然フェード系に変わった。修正できずにシーズンイン。強気になれないのも仕方ないが、熊本出身者にとっては4月14日は特別な日。「そんな(弱気な)ことは言っていられない」と切り替えた。

 大会前の9日、熊本城内にあり、勝負の神様として信仰を集める加藤神社で必勝を祈願した。4打差の2位には片山と石川の猛者2人。「9(打差)あっても不安」というが、故郷へ勝利を届けたい気持ちは強い。「(復興は)まだまだこれから。自分はゴルフで頑張る」と最終日へ目を向けた。

 ≪16年Vあと一歩≫ 熊本地震が発生した16年4月14日は開幕戦の初日に当たっていた。会場も同じ東建多度CC名古屋。熊本県出身の重永と永野はともに65をマークし、首位タイで終えたが、その日の夜に故郷が甚大な被害に見舞われていることを知った。2人とも地元に残した家族を案じながら残り3日間奮闘したが、永野は首位に1打差の3位、重永は同7打差の4位と優勝には手が届かなかった。