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大杉漣さんお別れの会“バイプレイヤーズ”が弔辞「ドッキリなんじゃ…」

4/15(日) 4:00配信

サンケイスポーツ

 2月21日に急性心不全で亡くなった俳優、大杉漣(本名・大杉孝=おおすぎ・たかし)さん(享年66)のお別れの会「さらば!ゴンタクレ」が14日、東京・青山葬儀所で行われた。大杉さんの最後の仕事となったテレビ東京系「バイプレイヤーズ」の共演俳優、田口トモロヲ(60)は「あなたの豊かな人間力は決して忘れません」と弔辞を読んだ。その人柄をしのび、ビートたけし(71)ら著名人約700人が参列、一般ファン約1000人が献花した。

 柔和にほほえむ大杉さんの遺影の前に、「バイプレイヤーズ」で共演した田口、遠藤憲一(56)、光石研(56)、松重豊(55)が並んだ。

 弔辞は4人の連名。最年長の田口が代表して、「壮大に仕掛けられたドッキリなんじゃないかと思い、今日はおちゃめに登場してくれると思っていた」と語りかけた。

 大杉さんは亡くなる前日の2月20日、同番組のロケ終了後、体調不良を訴えた。病院に同行した松重、家族、駆けつけた遠藤ら共演者に見守られ息を引き取った。

 自身を「現場者(もの)」と呼んだ大杉さんについて、田口は「どんなに有名になっても、おもしろいと思った現場には参加し続けた。人としての謙虚さや照れ、相手を気遣う繊細さ。現場でにこやかに闘う漣さんは、信頼できる先輩でした」としのび、参列者の涙を誘った。

 ドラマや映画界で「300の顔を持つ名脇役」の異名をとっただけに共演者は多数。1993年公開の出世作「ソナチネ」の北野武監督や泉ピン子(70)、椎名桔平(53)ら芸能関係者だけで約700人が参列。全国から約1000人のファンが訪れた。

 戒名は「優月院漣奏球孝信士(ゆうげついんれんそうきゅうこうしんじ)」で、優しい人柄に加え、芸名や大好きなサッカーへの愛情を表現。

 祭壇には主将を務めた草サッカーチーム「鰯クラブ」のユニホームや故郷のサッカーJ2・徳島ヴォルティスの年間パスポートなどが飾られた。会の名前「ゴンタクレ」は大杉さんの地元の阿波弁で「悪ガキ」などの意味。大杉さんの著書の題名からつけられた。

 「ひたすらに恋しく寂しいですが、あなたの軌跡と豊かな人間力は決して忘れません」と静かに誓った田口。4人は参列者が去った会場にしばらく残り、大杉さんとの思い出に浸った。