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15日、中山で牡馬クラシック第1冠の皐月賞・GI/出走馬を紹介

4/15(日) 8:52配信

サンケイスポーツ

 15日、中山でクラシック第2弾の皐月賞(15日、GI、芝2000メートル)が行われる。4戦4勝で断然の主役とみられていたダノンプレミアムが回避し、一転して混戦ムードが漂うが、馬券的には興味深くなった。また、1~5着馬にはダービー(5月27日、東京、GI、芝2400メートル)の優先出走権が与えられる。その意味でも、目が離せない一戦だ。

 弥生賞2着のワグネリアン(栗東・友道康夫厩舎、牡)が人気の中心になる。デビューからの連勝は3でストップしたが、本番と同じコースでメンバー最速の末脚(3ハロン33秒7)をマークして連対を確保。試走としては合格点を与えられる内容で、その勝ち馬が不在となればチャンスは大きい。福永祐一騎手は皐月賞で2着が4度(1998年キングヘイロー、2012年ワールドエース、13年エピファネイア、15年リアルスティール)ありながら、勝ち星はなし。デビューからコンビを組み続ける相棒と、悲願のVを目指す。

 フジテレビ賞スプリングSを鮮やかに差し切ったステルヴィオ(美浦・木村哲也厩舎、牡)は、全5戦でメンバー1位か2位の決め手を発揮し、連対を外していない。父のロードカナロアは、桜花賞を産駒のアーモンドアイが制して、ますます種牡馬として評価を高めている。ただ、今回は父も未経験の2000メートル。その克服が鍵となりそうだが、前走の内容を見る限り、大きな不安はないだろう。管理する木村調教師は8日終了時点で15勝をマーク。2位(田村康仁調教師)に3勝差をつけて関東リーディング首位と好調だ。新進気鋭のトレーナーにはGI初制覇がかかっている。

 新馬戦-すみれSと2戦2勝のキタノコマンドール(栗東・池江泰寿厩舎、牡)は、タレントのビートたけしが名付け親ということでデビュー前から話題となっていたが、レースぶりも大物感がある。初戦は流れも遅く、ぎりぎり差し届いたという印象で、タイムも平凡だったが、圧巻だったのは前走だ。8頭立てでの後方待機。流れは落ち着いて瞬発力勝負となったが、断トツの上がり(3ハロン33秒8、2番目に速い馬が同34秒5)で豪快に差し切った。2分11秒7(良)のタイムも優秀だ。昨年は9番人気&4番人気で1、2着を独占した池江厩舎の管理馬でもあり、期待は大きい。

 オウケンムーン(美浦・国枝栄厩舎、牡)は3連勝で共同通信杯を制覇。数少ない父オウケンブルースリの産駒として初の重賞勝ちを決めた。中山2000メートルも2走前に500万下を制しており、不安はない。戦ってきた相手のレベルに疑問符がつくところだが、レースセンスの良さは上位。連勝の流れに加えて、国枝厩舎は先日の桜花賞をアーモンドアイで制しており、人馬の勢いはNO.1だ。

 本来なら、今回と同舞台のGIホープフルSを勝ったタイムフライヤー(栗東・松田国英厩舎、牡)はもっと注目されるべき存在だが、前走の若葉S(5着)が案外な内容。レース後の良化もややスローな印象で、大きな変わり身は望みにくい。最終追い切りでの前進と、新コンビ内田博幸騎手の豪腕に望みを託す形だ。

 そのホープフルSで2着だったジャンダルム(栗東・池江泰寿厩舎、牡)は、休み明けの弥生賞で3着。伸び脚が今ひとつだったのは、マイナス10キロという馬体重の影響があったのかもしれない。母は名スプリンターとして知られるビリーヴだが、この距離も3度目。名手、武豊騎手が見せる熟練の手綱さばきで好勝負に持ち込むか。

 福寿草特別と若葉Sを相次いで逃げ切ったのがアイトーン(栗東・五十嵐忠男厩舎、牡)。どちらも人気薄でマイペースに持ち込めたが、今回も前評判では伏兵の域を出ない。先行タイプは他にもいるが、徹底先行の意思を示しているのはこの馬だけ。後続が互いを意識するようなら、“2度あることは3度ある”というケースもありそうだ。

 エポカドーロ(栗東・藤原英昭厩舎、牡)は前走のスプリングSがハナ差の惜敗。逃げても控えても競馬ができるので、前出のアイトーンを行かせて好位からの競馬となるだろう。新種牡馬オルフェーヴルの産駒として、先週のラッキーライラック(桜花賞2着)のリベンジを果たせるか。

 ジェネラーレウーノ(美浦・矢野英一厩舎、牡)は京成杯からの直行というローテーション。葉牡丹賞も含めて、この中山2000メートルを2勝しているのはアドバンテージだ。こちらも脚質には自在性がある。田辺裕信騎手の手綱さばきに注目したい。

 ケイティクレバー(栗東・安田翔伍厩舎、牡)は、キャリア8戦の経験値が武器。今回は転厩初戦で鞍上も初コンビの浜中俊騎手となるが、唯一の大敗は不得手なマイル戦に臨んだ朝日杯FSで、2000メートル以上の7戦はすべて4着以内と安定している。安田翔調教師にとっては、開業から1カ月半でのクラシック制覇という偉業がかかる一戦だ。

 他では、ホープフルSと弥生賞でともに4着だったサンリヴァル(栗東・藤岡健一厩舎、牡)、京都2歳S勝ち馬のグレイル(栗東・野中賢二厩舎、牡)などに注意を払いたい。

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