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【中山GJ】オジュウ重賞9連勝!3秒6もレコード更新

4/15(日) 10:46配信

サンケイスポーツ

 第20回中山グランドジャンプ(14日、中山11R、J・GI、障害4歳上オープン国際、定量、芝・外4250メートル、1着本賞金6600万円 =出走12頭)石神深一騎乗で1番人気のオジュウチョウサンが、ハイペースと他馬に絡まれる厳しい展開をあっさりと克服して大差勝ち。重賞9連勝、J・GI5連勝を達成した。タイム4分43秒0(良)は従来のものを3秒6も塗り替える圧巻のレコード。記録ずくめのVを成し遂げ、絶対王者の強さを誇示した。2秒4差の2着が2番人気のアップトゥデイト。

 場内からわき上がる万雷の拍手と歓声。桁外れの快挙を、誰もが祝福した。最強ジャンパー、オジュウチョウサンが一度の飛越ミスもない完璧なレースで圧勝。レコードを3秒6も塗り替え、力の違いを見せつけた。

 「道中はアップトゥデイトに離されないように乗りました。途中で絡まれたりして楽な競馬じゃなかったけど、(勝負どころまでの)3800メートルぐらい走ってあの手応え。引っ張り切れずに先頭に立ちました」

 天性のセンスに加え、底なしのスタミナで大楽勝。石神騎手も相棒の進化を口にした。他馬が次々とバテる中、1頭だけスイスイと障害をクリアする姿はまさに怪物だ。ゴール後には、疲れ果てたライバルたちも歩み寄って祝福。王者の走りを惜しみなくたたえた。

 体調不良で当初予定していた前哨戦を使えず、直行のローテ。その不安も杞憂(きゆう)に終わった。宿敵アップトゥデイトに2秒4の大差。J・GI5連勝に重賞9連勝、障害の最多獲得賞金と記録だらけのVだ。

 「完勝でしたね。調教できない時期もありましたが、“この馬なら”と思ってやってきた」と和田郎調教師。海外遠征の可能性は低く、「もう、勝ち続けるしかないですね」と連勝継続を唯一の目標に掲げた。

 昨年は年度代表馬にも投票があったハードル界の大横綱。殿堂入りも現実味を帯びてきた。次の照準は中山大障害(12月22日、中山、J・GI、芝4100メートル)3連覇。オジュウチョウサンの時代はまだまだ続く。 (片岡良典)

★アラカルト

 ◆3連覇でJ・GI5勝目 中山GJ3連覇は2005~07年のカラジ(豪州)に次いで2頭目。J・GI5勝も史上初。

 ◆獲得賞金 障害レースでの5億3307万3000円は、ゴーカイの5億224万4000円を上回る障害レースでの新記録。

 ◆重賞9連勝 平地も含め、テイエムオペラオーがマークした8連勝を上回るJRA新記録。また、障害重賞9勝もコウエイトライの8勝を上回る単独1位。

 ◆払戻金 馬連、ワイド、馬単、3連複、3連単の各式別でJRA・GIの史上最低払戻金額を更新。

■オジュウチョウサン

 父ステイゴールド、母シャドウシルエット、母の父シンボリクリスエス。鹿毛の牡7歳。美浦・和田正一郎厩舎所属。北海道平取町・坂東牧場の生産馬。馬主は(株)チョウサン。戦績22戦12勝(うち障害20戦12勝)。獲得賞金5億3307万3000円(すべて障害)。重賞は2016・17年J・GI中山グランドジャンプ、16年J・GIII東京ジャンプS、16・17年J・GII東京ハイジャンプ、16・17年J・GI中山大障害、17年J・GII阪神スプリングジャンプに次いで9勝目。中山GJは和田正一郎調教師、石神深一騎手ともに16・17年オジュウチョウサンに次いで3勝目。馬名は「家族名より+冠名」。

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