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【みんなの反省会】根はマイラーのエポカドーロ

4/15(日) 22:01配信

サンケイスポーツ

デスク 牡馬クラシック第1弾の皐月賞は、7番人気のエポカドーロが制しました。反省会には関東競馬エイトの横山英二トラックマンに登場してもらいましょう。

横山英二TM 2着のサンリヴァルに2馬身差。完勝です。

デスク エポカドーロが前走のフジテレビ賞スプリングSに臨んだ際は…。

横山TM 本命でした。今回は「▲」にしたんですけどね。皐月賞はマイル戦を勝っている馬が好走する傾向があります。今回は、(◎の)ジャンダルム、(○の)ステルヴィオ、それにエポカドーロと(その傾向に合致する馬が)3頭いたんですが、選択をミスしました。

デスク エポカドーロは位置取りが良かったですよね。

横山TM 離れた4番手を進んで、この馬の1000メートル通過タイムは61秒3。59秒2のハイペースだった前の3頭と比べて、自分のリズムで運びました。平均ペースというより、遅いくらいで、これなら十分に息が入ります。

デスク スプリングSでは大逃げした馬から離れた2番手を進んで直線で先頭に立ちました。ゴール寸前にステルヴィオにハナ差で差し切られましたけど、いい脚を長く使えますね。

横山TM (皐月賞は)実質的に単騎逃げといってもよく、リラックスして走っていました。4コーナーですごく手応えがよくて、『勝たれたな』と思いましたよ。稍重で内(の馬場)が悪かったんですけど、余裕があったため勝負どころで馬場のいいところを選ぶこともできました。

デスク 関西馬で、中3週で再び中山へ。

横山TM 調教はおとなしめで、(調子の良さを)キープできていました。それにリーディング(の首位を独走している)藤原英昭厩舎の勢いもあるでしょうね。

デスク 戸崎圭太騎手はクラシック初勝利です。

横山TM 土曜に(3勝と)いい競馬をして、いい頃に戻っていたと思います。GI制覇は一昨年のヴィクトリアマイル(ストレイトガール)以来ですから、これでふっ切れたんじゃないですか。

デスク エポカドーロはオルフェーヴルの初年度産駒として、さっそくクラシック初制覇を果たしました。

横山TM オルフェーヴル産駒は道悪がうまいのかもしれません。今回は位置取りと、重い馬場を苦にしないことが、うまくかみ合ったといえます。

デスク ダービーに出走するとしたら。

横山TM 皐月賞はマイラーが通用します。エポカドーロも根はマイラー。(2走前に)小回りの小倉を使っていますし、皐月賞に向けたローテーションを組んでいましたよね。ただ、ダービーとなると別問題。今まで左回りを走っていませんし、舞台は直線が長い東京です。それに父は(三冠馬の)オルフェーヴルですが、母は(短距離重賞で2勝している)ダイワパッションですから。

デスク 2着は9番人気のサンリヴァル。

横山TM 馬体を意識的に絞ってきました。

デスク 12キロ減ですが、そもそも休み明けだった前走の弥生賞(4着)が10キロ増でしたからね。

横山TM ええ。1週前追いでもビシビシ攻めていました。

デスク 今回は道中、勝ち馬の後ろにつけていました。

横山TM 2走前のホープフルSのときはガリガリと(2番手で)行った馬ですけど、藤岡佑介騎手は前走に続いて2度目の騎乗で、最初からハミをかけることはしないで、いい意味でフワッと乗れました。折り合いが良かったことが、最後の伸びにつながったと思います。タメが利きましたね。

デスク 3着は8番人気のジェネラーレウーノ。

横山TM ビックリしました。(先行した3頭の中で)この馬だけ粘りましたから。

デスク 同じ中山芝2000メートル戦は葉牡丹賞、京成杯と2勝しています。舞台適性もありますね。

横山TM (未勝利戦Vから数えると)3連勝中だった馬です。1月の京成杯から3カ月ぶりでしたが、最終追い切りでは3頭併せの真ん中で追ったりして、厩舎の工夫が実を結んだと思います。今回の結果はフロックではありません。ダービーで単騎で逃げたら、面白いかなと思います。とにかく心臓が強い馬なので、距離はいくら延びてもいいでしょう。

デスク 2番人気のステルヴィオは、後方から最後に伸びてきて4着でした。

横山TM 攻め馬をしっかりやって、仕上がりすぎたのかもしれません。マイナス体重(6キロ減)でしたし。もともとテンションが高い馬で、今回はギリギリのテンション。だから(クリストフ・ルメール騎手は後方から)じっくり行ったんだと思いますが、離されていたので届きませんでしたね。

デスク タレントのビートたけしが命名した馬で3番人気のキタノコマンドールも後方待機で、5着でした。

横山TM この馬もダービーでは面白そうですよね。12キロ増でまだゆるいし、(直線では大外を回る)大味な競馬でしたけど、5着まで来るんですから。決め手があります。本当にしっかりつくってきたら…と思わせますが、現状でも十分。母系もしっかりしています。ステルヴィオはダービーでは距離の問題がありますが、今回の上位5頭の中でキタノコマンドールがダービーでは一番怖い存在になるかもしれません。

デスク 1番人気のワグネリアンは7着。テンションの高さが鍵の馬で、馬体重は2キロ増でした。

横山TM 今回は落ち着いていましたね。前走(弥生賞2着)はイレ込んでいて、マイナス体重(4キロ減)でしたけど。ただ、今回はエンジンがかかる前に…。パンパンの良馬場の東京コースが向く馬です。

デスク 4番人気のジャンダルムは9着。

横山TM 私の本命ですが、直線でフォームがバラバラ。出負けしていましたし、(稍重の馬場で)ノメっていました。2000メートルがギリギリの馬。いずれ進むべきはマイル(路線)でしょう。ダービーではなく、NHKマイルCに出走したら…と思っています。

デスク 今回、全般的にいえることは何ですか。

横山TM 今回後方から脚を使った馬が、ダービーで逆転する可能性があるということです。それに、ダービーには(皐月賞への出走を回避した)ダノンプレミアムが帰ってくるでしょう。

デスク 皐月賞に出ていれば1番人気間違いなしだったダノンプレミアムの、ダービーでの復帰を期待しましょう。

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