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マネーセラピスト・安田まゆみさんに聞く (2)金融機関とファイナンシャルプランナーの違いは?

4/15(日) 18:10配信

ファイナンシャルフィールド

人生100年時代と言われるようになりましたが、果たして私たちはビジョンを持って「人生100年」を受け止めているでしょうか?

この対談企画では、様々な分野の方にお話しをお聞きし人生100年時代のビジョンを読者のみなさんと作り上げていきたいと考えています。

今回はマネーセラピストの安田まゆみ様にお話しを伺いました。今回はその2回目です。

パートナーがいない50代からの「お金の相談」が多数

安田 50代からの「老後のお金の相談」も多いですよ。特にお一人様。パートナーがいない分、ものすごく大きな不安を抱えていますね。まあお一人様に限らず老後のお金が足りるのか、いくら必要なのかってとにかく不安ですよね。

でも価値観の書き換えをしていかない限り、お金に対する恐怖心ってずっと続くんですね。

50代のご相談者の人は心理学でいう所の<アダルトチルドレン>な人が多いいんです。

自己肯定感が低くて、自分に自信が無い。それはお金への価値観にも影響しますね。


山中 お金の相談を受ける時、私たちファイナンシャルプランナーってお客様の背景というか、家族関係などとても重要視しますよね。そこからその方の価値観が分かりますから。


安田 特に今はダイバーシティだからいろんな方がいらっしゃいます。相談者にはLGBTの方もいらっしゃいますが、そういう場合も含めて、その方の暮らし方などまずは切り込んでいきますね。


山中 私もそれは分かります。シングルでお子さんがいらっしゃるんだったら、離婚なのか、死別なのか、あるいは認知してもらっていないのかとか。

そこを聞かないと、お金のアドバイスって全然変わってしまいますよね。


安田 そうなんですよ。FPの有料相談ってまだまだハードルが高いと言っている人も多いけど、やっぱり根本的に心の部分もあってのアドバイスだから。

ご家族構成教えてくださいねってさらっと聞きながら、探っていきますよね。


山中 ファイナンシャルプランナーってお金を計算だけするだけでは絶対答えは見つけられないから、そこはご相談者にも伝えていきたいですよね。


安田 そうなんですよ。ところが保険の見直しだったら保険だけ見れればいいんでしょみたいな事を思っている人もいて、あなたがどういう風にお考えになっていて、どういう暮らしをしていきたいのかを聞かなければ、保険をただ見て、これ良いとか悪いとか言えない。

これ誰に合っているのか、あなたのライフプランに合っているのか?を見るんですよっていうことがなかなか伝わらない。


山中 そうですよね。ま、そこがFPと金融機関の違いですから。


安田 金融機関ってライフプランって聞かないみたいなんですよね。家族構成は聞くんだけど夫の年齢とか、妻の年齢とか。


山中 年齢という数字しか見てませんね、お客様の心は感じてない。


安田 すぐに言われたことを機械に打ち込んじゃうから。感じる時間はないのかも。


山中 相談業務をやっているFPって、数字を打ち込むことは正直どうでもいいぐらいの話でその人がどうしたいかが大事ですよね。夫がいてもね、離婚間近なのかもしれませんしね。


安田 そうなのよね。最初の頃、離婚相談の半分くらいは、保険の相談って言って来ていたんですよ。

FPに離婚相談ができると思っていなかったみたいで。

元々お金の相談に来ていた人達が、これってちょっと離婚を臭わせている?って思うから、「将来的に、離婚を考えていらっしゃるんですか?」って私が切り出していって、実はそうなんですって。そこから離婚相談に入っていくっていうパターンが長い事続いていました。

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