ここから本文です

強風で高跳びマット飛ぶ 女児4人が下敷き

4/15(日) 8:00配信

福井新聞ONLINE

 4月14日午前10時20分ごろ、福井県敦賀市沓見の市総合運動公園陸上競技場で、設置していた走り高跳び用マットが強風にあおられて飛ばされ、近くで練習していた同市内の小学校高学年の女児4人が下敷きになった。4人は後頭部打撲、腕や顔のすり傷などの軽傷を負った。事故当時、同市には強風注意報が発表されていた。

 敦賀署などによると事故当時、敦賀ジュニア陸上クラブの児童31人が練習していた。負傷したのは同クラブの4人で、このうち1人が帰宅後に気分が悪くなり、救急車で市内の病院に運ばれた。軽い脳振とうを起こした可能性があるという。同署が詳しい原因を調べている。

 マットは長さ約6メートル、幅約2・7メートル、厚さ約65センチ。重さ250キロ程度とみられ、通常は固定具を付けるものではないという。現場にいた同クラブの関係者によると、同時に練習していた別の団体が設置し、正常に置かれていた。

 この関係者は「40年近く陸上に携わっているが初めてのこと。突然突風が吹き、マットが児童たちに向けて飛んできた。子どもたちはマットの下敷きになったのではなく、ぶつかったと思う」と話した。競技場を管理する市スポーツ振興課は「今後は警報や注意報が出ている場合、利用者に注意喚起する対策を考えなければならない」としている。

 福井地方気象台によると、発達した低気圧の影響で14日午前から県内全域に強風注意報を発表していた。敦賀市内では同日午前10時16分に最大瞬間風速19・4メートルを観測した。

福井新聞社