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茅ケ崎市美術館20周年展 繊細な職人技 間近に 第1弾 幕末~昭和の伝統木版

4/15(日) 20:38配信

カナロコ by 神奈川新聞

 今月開館20周年を迎える茅ケ崎市美術館(同市東海岸北1丁目)で、収蔵品の大半を占める版画作品に焦点を当てた20周年記念展「版の美-板にのせられたメッセージ」が開かれている。4回シリーズの第1弾は職人の技が結集した伝統木版を紹介する「浮世絵・新版画-幕末~昭和」展。市内柳島の旧家「藤間家」から昨年夏に寄贈された54点を含め、同美術館所蔵の139点を5月13日まで展示する。

 同美術館は、1998年4月24日に開館。実業家原安三郎の別荘があった一帯を市が購入して整備した高砂緑地内にあり、主に湘南地域ゆかりの作品を収集、展示している。

 伝統木版とは版元の注文に応じて絵師が原画を描き、彫師が版木を彫り、摺師(すりし)が刷って完成させる木版画。役者絵などの伝統的な「浮世絵」、西洋絵画の手法を取り入れた明治期の作品群、技術が廃れるのを惜しんだ版元が新進画家に新作原画を依頼して出版した大正・昭和期の「新版画」と、大きく三つに分類される。会場では繊細なプロの技を間近で見られるようになっており、来場者は壁面やケース内の作品をじっくり楽しんでいた。

 「浮世絵・新版画」展は、4月30日を除く月曜と、5月1日が休館。観覧料は一般200円ほか。4月24日から30日までの記念ウイーク期間は入場無料となる。

 「版の美」シリーズは9月から「原安三郎コレクション 小原古邨(おはらこそん)展」、12月から「創作版画の系譜」、2019年2月から「現代版画の可能性」と、年度いっぱい続く。配布中の「半券コレクションカード」に、「版の美」展と夏季収蔵作品展のチケット半券全5種類を集めて貼るとグッズ贈呈の特別企画も。

 問い合わせは、同美術館電話0467(88)1177。