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駅で多言語案内 翻訳アプリ導入 7月から京急線全駅

4/15(日) 21:37配信

カナロコ by 神奈川新聞

 京浜急行電鉄(東京都港区)は4月から、駅係員の多言語案内を支援する対話型の音声翻訳クラウドサービスを試験導入し、7月から泉岳寺駅を除く全駅で本格導入する。タブレット端末などにアプリケーションを入れて使用する。鉄道会社が導入するのは、国内初という。

 同クラウドサービスは、日立超エル・エス・アイ・システムズ(同立川市)が開発。音声入力した内容を相手の言語に翻訳し、対話型の画面に文章と音声で分かりやすく表示する。よく使う文は登録、編集することができ、迅速な案内を実現する。

 また、複雑なやりとりが必要な場合は、簡単な操作で通訳オペレーターを介した電話通訳サービスも利用できる。問い合わせが多い忘れ物については、乗車していた位置や何を忘れたのかなどについてタブレット端末にタッチする直感的な操作ですばやく確認できる。

 京急と国立研究開発法人情報通信研究機構(同小金井市)、ブリックス(同新宿区)は2016年2月から、共同で機械翻訳と電話通訳のハイブリッドサービスの有効性を研究してきた。今回、この研究を発展させ、日立と日立超エル・エス・アイ・システムズが参画した。

 京急は「訪日外国人への案内強化に向けた取り組みとして、京急グループの各施設でも今後、同様のサービスを順次導入する」としている。