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東北被災者追った映画「一陽来復」監督らトークショー

4/15(日) 8:39配信

岐阜新聞Web

 岐阜新聞社とシネックスの共同企画「岐阜新聞・映画部」(キリンビール、大和証券協賛)のイベント「第16回CINEX映画塾」が14日、岐阜市日ノ出町のシネックスで開かれた。東日本大震災の被災地の現在を追ったドキュメンタリー映画「一陽来復(いちようらいふく) Life Goes On」を上映した後、監督の尹美亜(ユンミア)さん(43)と高山市出身でプロデューサーの益田祐美子さん(57)のトークショーがあり、尹さんは「前向きに生きる人たちのありのままを描いた」と語った。
 映画では、津波で子どもを亡くした夫婦など、日々を前向きに生きるさまざまな人の姿に迫った。復興庁の心の復興事業に採択され、10カ月の撮影期間に宮城県石巻市、南三陸町、岩手県釜石市、福島県川内村、浪江町を訪問。100人以上の住民と出会ったという。
 尹さんは益田さんが社長を務める映像制作会社に参加し、2013年から被災地に通ってきた。初監督作の本作ではあえて地震発生時の映像は使わず、登場人物の表情も笑顔を捉えるように心掛けたが、「住宅地が増え、震災の爪痕は目に見えなくなってきている。心の目を働かせ、笑顔の裏の切なさを推し量ってほしい」と作品に込めた思いを述べた。
 被災した人たちとの交流を通し、「つらい冬の後にはきっと春が来ると、前向きに生きる大切さを教えてもらった」と尹さん。益田さんは「世界の人に、人が生きることとはどういうことかをくみ取ってもらえたら」と願った。
 作品は27日までシネックスで上映される。

岐阜新聞社

最終更新:4/15(日) 8:39
岐阜新聞Web