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トロロッソ・ホンダ密着:苦しんだ予選だが、気温が暖かくなる決勝は挽回のチャンス/F1中国GP

4/15(日) 2:48配信

オートスポーツweb

 金曜日のフリー走行で11番手と12番手だったピエール・ガスリー。手応えを感じて臨んだ予選だったが、結果はまさかのQ1敗退だった。いったい、何があったのか?

作業中のマシンを見守るホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治

「僕らは昨日、マシンのフロントに苦しんだ。だから、セットアップを大幅に変更した。そうしたら、今日はリヤに問題が出た。まったくトラクションを得られず、低速コーナーの立ち上がりでことごとくオーバーステアに悩まされた。3コーナー、6コーー、9コーナー、11コーナー、14コーナーすべてだ」

 1~2コーナー、12~13コーナーと大きく回り込むコーナーが2つある中国GPは、典型的なフロントリミテッド(フロントタイヤに厳しい)のサーキットだ。そのため、ここではアンダーステアが出ないようなセットアップを行う。

 ほかのほとんどのサーキットは多少アンダーステアが出ても、リヤタイヤのデグラデーション(劣化)を少なくするため、オーバーステアが出ないようなセッティングを施すことが多いため、いつも違うセットアップとなる。

 ところが、ガスリーとエンジニアが金曜日の夜に決めたセットアップ変更は、土曜日に機能しなかった。
「フリー走行3回目でコースインした瞬間に、間違ったセッティングだとわかった。そこでピットインするたびにセッティングを変更した。でも、結局、最後まで変わらなかった」

 そこでガスリーとエンジニアは予選に向けて、フリー走行3回目終了後にさらにセッティングを変更する決断を下すが、時間が十分ではなかった。


 果たして、ガスリーは17番手に終わる。
「何が間違っていたのかわからない。これからデータを精査して、原因を突き止めたい」(ガスリー)

 一方、Q2に進出したブレンドン・ハートレーも、ガスリーとのタイムはほとんどなく、Q2に進出したとはいえ、バーレーンGPような笑顔はなかった。

「バーレーンGPとは異なり、ここでは2人とも苦しんでいる。考えられる要因はいくつかある。温度が全然違うこと。風がすごく強いこと。そして、コースレイアウトが異なることだ」

 ただし、田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターはレースに向けて挽回できるチャンスはあると語る。

「順位は下位に沈みましたが、中団グループのタイムは非常に接近しているのでわかりません。しかも、このコースは長い直線があるので、オーバーテイクも可能です。予選後のミーティングでは15番手、17番手からのスタートからポイントを獲得するための作戦をいろいろと話し合いました。まだあきらめてはいません」

 日曜日の上海は、寒かった土曜日から一転して、穏やかな天候となる。風が収まり、気温が高くなったコンディションで、トロロッソ・ホンダの2人が覚醒してくれることを願いたい。 

[オートスポーツweb ]