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日中外相、「全面的な関係改善」の推進で一致-河野外相

4/15(日) 7:25配信

Bloomberg

河野太郎外相は15日、中国の王毅国務委員兼外相と都内で会談し、首脳往来を通じて日中の「全面的な関係改善」を進めていくことで一致した。会談後、河野外相が記者団に語った。

日中外相会談は1月の河野外相の訪中に続いて行われた。河野氏は会談が「全体として非常に前向きな雰囲気」の中で行われたとし、「戦略的互恵関係の考えの下、幅広い地球規模の課題についても日中両国が共に取り組んでいくことが重要だと確認した」と語った。

北朝鮮に関しては、核・ミサイルの廃棄を実現するため、「関連の国連安保理決議を完全に履行しながら、緊密に連携していくことを確認した」と述べた。日本側は拉致問題の解決に向けた中国の理解と協力も要請した。米国などによるシリア攻撃については話題にならなかったという。

今年は日中平和友好条約締結40周年に当たり、安倍晋三首相は施政方針演説などで、早期の日中韓首脳会談開催にあわせた李克強首相の来日、自らの訪中、習近平国家主席の来日を実現させたい考えを示している。NHKによると、日中韓首脳会談は5月9日で調整している。

法政大学の福田円教授は、日本にとって「北朝鮮に効果的に圧力をかけるために中国の協力が欠かせない」ことから、関係改善に動いていると指摘。中国側としても、安全保障や通商政策など米国の対中政策が不透明なこともあり、日本とも一定の関係改善を求める動きが出てきたと分析している。

日中両国は16日にも河野、王両氏を共同議長として、両国の貿易や投資関係を協議する閣僚級のハイレベル経済対話を約7年8カ月ぶりに実施する。2007年に始まった経済対話は、尖閣諸島国有化などによる日中関係の悪化で10年8月に北京で開催された第3回を最後に途絶えていた。

今回の会合では、両外相のほか、日本側から茂木敏充経済再生担当相、世耕弘成経済産業相ら、中国側からは鐘山商務相らが出席する。中国が掲げる現代版シルクロード構想「一帯一路」なども踏まえ、アジア太平洋地域での経済協力などを話し合い、関係改善に弾みをつける。

経済産業省の公式インスタグラムによると、世耕経産相と中国の鐘山商務相は15日に会談し、経済界の交流を含め、今後の日中経済協力について意見交換した。

外相会談終了を受け、更新します.

Emi Nobuhiro, Isabel Reynolds

最終更新:4/15(日) 22:29
Bloomberg