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重永亜斗夢が初Vも…最終日オーバーパーに評論家が苦言

4/16(月) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

【東建ホームメイトカップ 最終日】

 首位発進のプロ11年目、重永亜斗夢(29)がツアー初優勝を遂げた。大会3日目に8バーディー、ノーボギーの63をマークしてトップに躍り出たが、風が吹いた最終日になると前日と打って変わり73と崩れた。それでも追い上げる選手もなく、ラッキーな逃げ切りだった。

 いっぽう初日、2日目とトップをキープした新選手会長の石川遼(26)は3日目に勢いを失って、この日は4打差2位タイ発進。ツアー14勝の実績があり、賞金王にも立つなど優勝争いの経験は豊富。最終組でプレーする未勝利の重永に重圧をかける絶好のポジションにつけていた。

 前半を終わって重永に1打差まで詰め寄ったが、その差を最後までひっくり返すことができずに2位フィニッシュ。そして最終組でプレーしたもうひとりの2位発進、片山晋呉(45)は73をたたき5位タイに終わった。

■初戦から間延びした試合

「米ツアーでは考えられない展開です」と指摘するのは評論家の宮崎紘一氏だ。

「トップ発進でも最終日にスコアを崩していては競争激しい米ツアーではまず勝つことはできないでしょう。追い上げてくる選手がたくさんいて、誰が勝つのかなという混戦になるから米ツアーは見ていて面白い。そんなドラマも緊迫感も日本の開幕戦にはなく、重永もよく勝てたなという印象。そして初戦から間延びした試合を見せられた感じです。1打に対する執念が日本ツアーのプロには感じられず、石川が選手会長になって、今年は面白くなりそうだなという予感すらなかった」

 17番パー5は2オン可能でもピンそばにつけられず、重永も石川も2パットバーディー。多くのギャラリーが見守った最終18番は2打目にウエッジを手にしたが、ここでも2人ともグリーンに乗せるだけでパーセーブ。

 そんなプレーではギャラリーに感動を与えることはできない。

 ちなみに最終日の平均スコアは72・348。重永はさらに悪かったのだ。やっとツアーが開幕したというのに、低迷脱出の好材料がなくこの先が思いやられる。