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ベッテル、”レースの流れを変えた”セーフティカーの出動に苦言呈す「あのようなタイミングでの出動は正しいことではない」/F1中国GP

4/16(月) 14:08配信

motorsport.com 日本版

 フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、中国GPの決勝レース中にセーフティカーが出動したタイミングについて疑問を抱いており、レースの流れを変えてしまうタイミングでセーフティカーを出すことは正しいことではなかったと主張している。

【動画】F1第3戦中国GP決勝ハイライト

 中国GPの決勝レースでは、トロロッソのブレンドン・ハートレーとピエール・ガスリーが接触し、コース上にパーツが飛び散ってしまった。そのためレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、マーシャルがコース上のパーツを回収できるように隊列をまとめるため、VSC(バーチャルセーフティカー)ではなく実際にセーフティカーを出動させた。

 しかし、当時トップを走っていたバルテリ・ボッタス(メルセデス)とベッテルが第1セーフティカーラインを通過した後でセーフティカーの出動が宣言されたため、彼らはピットに入ることができなかった。

 通常、先頭を走るドライバーはセーフティカーの後ろにつく前にピットへ入ってタイヤを交換できるものであるが、今回の場合はボッタスやベッテルにそのようなチャンスはなかった。

 その一方でレッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドはセーフティカー出動直後にタイヤを交換。レッドブルのこの決断が、後のリカルドの優勝に繋がった。

 ベッテルは、「どう見ても、バルテリや僕にとってセーフティカーのタイミングは悪かった。というのも、僕たちはこれに反応するチャンスがなかったからだ」と話した。

「すぐにセーフティカーに追いついた。基本的にはここでレースを奪われたようなものだ。それに僕たちには、新しいタイヤに履き替えるか、それともこのままステイアウトするか、という選択肢もなかった」

 またベッテルは、セーフティカー出動のタイミングがもう少しずれていれば、先頭のドライバーらにもピットへ入るチャンスがあったはずだと考えている。

「どうしてセーフティカーがレースを変えることになってしまったのか、理解すべきだ。2014年のハンガリーでも似たような状況だった。この時も先頭を走るマシンがピットの入り口を過ぎてから、あるいはピットレーンを過ぎてからセーフティカーが出動したので、彼らにとって不利な状況になった」

「何かが起きたら、すぐにそれに反応しなければならないということを僕は理解している。それに、それぞれのドライバーがどのドライバーと争っているのかということを常に配慮できるわけでもないということも分かっている」

「僕たちはコース上にパーツが散らばっているまま2周も走っていた。どうしてもう30秒早くセーフティカーを出せなかったのか。(それができていれば)全員がピットに入るかステイアウトするかの選択をできたはずだ」

 ただ彼は、セーフティカーが必須であるということを認識していたという。

「どれくらいの時間なのかはわからないけど、コース上のパーツを回収するために1、2分の時間をマーシャルに与えるべきだった」

「だけど僕としては、レースの流れを変えてしまうようなタイミングでセーフティカーを出すというのは正しいことではないと思う」

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