ここから本文です

お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。
Internet Explorerのアップデートについて

四星球 奇想天外で痛快なワンマン『メジャーをクビになる10の方法』で破天荒パフォーマンス

4/17(火) 5:00配信

エキサイトミュージック

日本一泣けるコミックバンド四星球が、1st e.pの発売を記念したツアー『「鋼鉄の段ボーラーまさゆき e.p.」発売記念ツアー「メジャーをクビになる10の方法」』を4月12日(木)、川崎クラブチッタにて実施した。本ツアーは会場ごとにテーマを変えて実施されることが発表されており、川崎クラブチッタ公演のテーマは「メジャーをクビになる10の方法」。大熱狂の渦が巻き起こったライブレポートをお届けする。

【この記事の関連画像をもっと見る】

悲願だったフジテレビ『HEY! HEY! NEO!』出演を達成、ダウンタウンの二人の前で「HEY!HEY!HEY!に出たかった」を(康雄はミラクルエースの出で立ちで)熱唱してから3日後の4月12日(木)。川崎クラブチッタにて、四星球のワンマンライブ『四星球1st e.p.「鋼鉄の段ボーラーまさゆきe.p.」レコ発ワンマンツアー川崎編 メジャーをクビになる10の方法』が開催された。チッタのフロアの右方と後方にサブステージが設けられ、後方のそれには康雄が番組出演時に着用したミラクルエースの衣裳が展示されている。

タイトルの『メジャーをクビになる10の方法』と、「ライブ中に爆弾が爆発する」の2つが、このライブの軸になっているコンセプト(と、アンコールのMCで康雄が明かした)。本番スタートと同時に、まさやん(Gt)によって、その『10の方法』の1と2、「お酒を飲みまくってライブをする」と「3ヵ月間お風呂に入っていない」が発表される。その後も、4曲目の「クラーク博士と僕」の前に妙な間が空いたと思ったら「3:なかなか歌わない」が発表される──というふうに、ライブのストーリーに組み込みながら「10」までを発表していく構成だった。なお、それ以降発表された「方法」は以下。

4:ギャンブル依存症
5:経費の無駄使い
6:天狗になっている(注:まさやんが)
7:下ネタがひどい(注:13曲目の「フューちゃん」を康雄が下ネタの替え歌で歌う)
8:面白くない(注:15曲目「Mr.Cosmo」で、恒例の「宇宙人が何かに乗って出て来る」ボケが、力いっぱいスベる)
9:事件を起こす(注:『HEY!HEY!NEO!』出演時の話。本番で康雄がとったある行動が、オンエアでばっさりカットされていた件)
10:10のはずが9しか浮かばない(注:アンコールで「横田で遊びすぎ」に貼り替えられた)

「クラーク博士と僕」の間奏では、まさやんがギターを置いて後方宙返りでサブステージから飛び下り、康雄はフロアにフラフープを投げ込む。「お告げ」の途中で「4:ギャンブル依存症」にからんで、「ギャンブルによって次の曲を決めます!」(康雄)と、まさやん・モリス・高田さん(U太が扮するおなじみの老人キャラ)の3人が競馬で戦い(という体でフロアに下りて好き勝手に走り回り)、高田さんが勝って始まった6曲目「晴れ男」ではステージ両端から大量のシャボン玉が噴射される。なお、まさやんかモリスが勝った時のために別の特効マシン2台も用意していた、という話から「5:経費の無駄使い」につながる──というふうに、いつも以上に大量のネタが披露されながら、ステージが進んで行く。

9曲目「我ら吉野川同盟」の途中で、もうひとつのコンセプト「ライブ会場に爆弾が仕掛けられている」が始動。まさやんが会場に時限爆弾を仕掛けた、でもどこに仕掛けたか覚えていない、というフリから、康雄がフロアに下りタイマーの音を頼りに爆弾を探し回り、「この人から聞こえる! この人を楽屋に連れて行け!」と大柄な男性のお客さんをバックステージに連行。続く10曲目「妖怪泣き笑い」の途中で、そのお客さんが腹に黒全身タイツ&腹にダイナマイトの帯、という出で立ちで登場。チッタが爆笑に包まれる。

11曲目「四星球聴いたら馬鹿になる」、12曲目「夜明け」の間、つまり前半と後半の折り返し地点で、本日最初のMCタイム。『HEY! HEY! NEO!』の話、まもなくプレイする「直りかけのCamera」の振付の説明、ここ川崎クラブチッタは10年にわたって年に一度は出続けている、四星球にとって唯一のライブハウスであること、などを康雄が言葉にする。「やりたいことを全部やってから後半終えようと思います! 自由にやらしてもらおうと思います! セッチューフリー!」と康雄が絶叫すると、四星球と馴染みの深いイベント『Set You Free』のバックドロップがステージ後方に現れる。

「夜明け」をはさんで、下ネタのひどさに耐えられなくなったモリスが演奏を止めて脱走し……という寸劇ありの「フューちゃん」、サビでメンバーとオーディエンスみんなグルグル回転した「直りかけのCamera」へ。そして、おなじみの「宇宙人が何かに乗って出て来るというボケ」で8の「面白くない」を引き出した「Mr.Cosmo」では、歌いながらフロアに下りた康雄にオーディエンスが付いて行き、ホールの中から外へ、そして外から中へ大行進。

さらに康雄がチョンマゲマンに変身、「爆弾の赤のコードか白のコードを切れ!」とメンバーに命ずる。メンバー、1から8までの「条件」の伏線をすべて回収した結果「白だ!」と判断、コードを切ると大爆発。ボロボロになって現れたチョンマゲマン、「赤だったね」と伏線を逆にすべて赤で回収し直してみせ、フロアが「おおー!」と感心の声に包まれる。そして「爆弾ボーイがどうなったか気になるよね?」と呼び込むと、新キャラ「チョンマゲマンチッタ」に変身した彼が登場、フロア、また爆笑。

16曲目、「この曲聴きに来たんだろ? この曲がやりたくて来たんです!」と、いよいよ本日のハイライト「HEY! HEY! HEY!に出たかった」へ。「Aメロでマイクの音が出なくて曲が止まる」という放送時のトラブルを完全再現、オーディエンスまた拍手喝采。康雄、そのままマイクなしの地声でMCに入る。放送観たらおもしろいところがカットされていた、いつか未公開シーンとしてオンエアされるくらいのバンドになろうと思う、『HEY!HEY!HEY!』が新しい夢を与えてくれた、「HEY!HEY!HEY!」はでかかった──。

「おセンチセンチメートル」では、康雄、『HEY!HEY!HEY!』を観た父親から電話があった話でフロアを感動で満たす。さらに「10」を発表して「オモローネバーノウズ」へ。曲の途中で四星球をデビューさせたビクター横田さんを呼び出し、ここまでの「10の方法」を審査してもらう、という小ネタで本編を終えた。

時間が押したため、アンコールで予定されていた45分のコント『ライオンキングvs白井赤次郎』は割愛させていただきます──というウグイス嬢の影アナのあと、4人がステージに。「ボーナストラック」と「発明倶楽部」を経て、ラストで康雄、「僕の戻りたい瞬間にみなさん戻ってもらえればと思います! 2時間半よろしくお願いします!」と、再び「鋼鉄の段ボーラーまさゆき」を熱唱する。

康雄、「まさやん、3ヵ月風呂に入ってなくて鋼鉄が錆びちゃうから、テッカテカにニスを塗って終わろうと思います!」と、「まさやんにローションをぶっかけ、すっ転んだまさやんをそのままブルーシートでくるんで運び出す」という恒例のシメで、アンコールは終了。康雄の最後のMCは「何かつらいことがあったらこれを思い出してください! ありがとうございました、四星球でした!」だった。

全21曲、2時間半の全編が、押さずに終了した(という事実にスタッフ全員驚きに包まれた)直後、22時に、四星球の次のアクションがあきらかになった。ワンマン企画として行ってきた『四星球文化祭』が10周年を迎えるにあたり、2018年は地元徳島の廃校・旧佐那河内中学校跡地を会場に、ゲストアーティストを招いて9月23・24日に開催となる。「フェスではないです。文化祭です!」という注釈ありで発表になった。詳細は追って四星球のオフィシャルサイト等でアナウンスされる。