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米、攻撃前後の写真を公開 シリアの化学兵器関連施設

4/16(月) 8:24配信

朝日新聞デジタル

 米国防総省は14日、米英仏のミサイル攻撃で破壊したとするシリアの化学兵器関連施設の攻撃前後の写真を公開した。米政府は「攻撃は成功した」(高官)と強調、米議会でも攻撃支持の声が多いが、包括的な戦略を欠いているとの批判も出ている。一方、シリア国営通信は14日、破壊された施設の一つは「がん治療薬の研究施設」と報道した。

【写真】ミサイル攻撃後、破壊された施設


 国防総省のホワイト報道官は14日の会見で、攻撃対象になった施設を「化学兵器計画の心臓部」と指摘し、破壊によって「アサド政権の化学兵器の生産能力を大きく損なった」と成果を示した。

 一方、政府高官は「アサド(政権)は依然として化学兵器の能力を保持している」とし、「サリンや塩素ガスを持っており、攻撃に使う可能性がある」と警告。継続的な対抗策の必要性を強調した。

 国防総省によると、米英仏軍は艦船や戦闘機からミサイル計105発を発射し、全てが着弾。標的は(1)首都ダマスカス近郊の化学・生物兵器に関する研究を担う施設(76発着弾)(2)中部ホムス西郊の化学兵器貯蔵施設(22発着弾)(3)ホムスにある化学兵器の装備貯蔵施設など(7発着弾)、の3拠点だった。

 また、米政府高官は14日、攻撃の根拠になった化学兵器攻撃について「サリンと塩素ガスが使われたと分析している」と語った。

 分析根拠としては、現場の医師などが塩素ガスの臭いをかいだとの報告や、公開されている被害者の映像などとした。また、アサド政権軍による使用としては、政権軍のヘリコプターが「たる爆弾」を投下した多数の目撃情報をあげた。さらに、「信用できる情報」が政権軍当局者による塩素ガス使用への関与を示しているとした。

朝日新聞社